褒められて…確信する。

こんばんは。スポーツクラブ定着コーチの森川友惠です。本日は少々出遅れました。

 

さて、本日は『褒める』ということについて。

今日はこんなことがありました。行政機関で指導員としての仕事があった本日。行ってみると別の課の課長さんから、こんなお声かけを頂きました。

「森川さ~ん。実は先週の金曜日、○○さんと一緒だったんだけどさ。滅茶苦茶褒めてたよ~森川さんこと。」

「しかもさ、べた褒め!」

「どれだけ、優秀かって!滔々と語られたよ~」

○○さんとは、この春までご一緒していた方で、労働行政をほとんど知らなかった私に、超がつく基本的な質問も本当に丁寧に答えてくださり、私自身の関与先の就業規則の文言まで相談したり、労務管理の研修会なんかでは資料も確認していただいたり、沢山のことを教えてくださった方なのです。

そんな方に熱烈に褒めて頂いたことも本当に嬉しかったですし、わざわざ、2人の時間の中、私の話題に時間を使っていただいて恐縮なのと、そして何より、その課長さんまでもが(この方もすでに産業カウンセラーの資格もお持ちで、現役の国家公務員でありながら、休み返上で勉強に行かれるくらい熱心な方なんです。)

「引退したら、僕もさ、森川さんと組んで仕事した方が良いって言われたので、そうしようと思います(笑)」

なんて言ってくださいました。

『褒められる』は承認欲求を満たしてくれるものだと実感しました。対部下、対お客様に対してでも同様ですが、『褒める』ためにはまず、相手の存在を肯定的に認めて、よく観察しなければできないことですからね。なんでもかんでも褒めてしまってはいけまんせんが、ちゃんと、自分の判断基準をもって、“これは良い”と感じたら、すぐ口に出して褒める。

それから、やはり…私は確信をもってやり続けてきたのは、直接褒めるよりも『周りくどく褒める』(笑)です。

例えば、

「○○コーチ、××さんが、レッスンめちゃくちゃ楽しかったって、わざわざ言いに来てくれたよ」

「▽▽さん、お客さまから電話応対が良いって、お褒めを頂いたよ。」

「××マネージャー、◆◆部長が、“さすが、××!短期教室もう定員集めたらしいな~”って誉めてたよ」

みたいな感じで、スタッフ自身がいないところでも話題になっていたことを伝えるように心がけていました。やはり、この方法を取ると、私自身が褒めるより、数段喜び方が上がるんです。すると、本人は、やっぱり仕事のモチベーションも上がり、言動が変わってきます。

クラブの責任者の方とお話ししていると、

「何を褒めたら良いか分からない」

「どうやったら良いか分からない」

とおっしゃる方が多いのですが、“良いと思ったらすぐ”が基本です。が、日ごろからスタッフのことをよく見てあげていないと、気付けませんからね。

まずは、日ごろのコミュニケーションから。先手必勝の“挨拶”から実践されてみてくださいね。

それでは、本日も1日お疲れさまでした~(^^)/

“感じの良さ”はどこから来るのか?

こんにちは。スポーツクラブ定着コーチの森川友惠です。

ずっとスポーツクラブ業に携わり、現在も社会保険労務士として活動しておりますので、“人と接する”ことがいわば仕事の中心の人生を送ってきました。ですので、いわゆる“接客している人”の姿が気になって仕方がないのです。家族や友人から言わせると、そんな感覚で生きていたら、『きつくないか?』とよく尋ねられることがよくあるのですが、私から言わせると、面白くて仕方がない。これを見ずして、『損してますよ』ということを声を大にして伝えたいくらい(笑)です。

そして、昨日は友人たちと、久しぶりに食事をしました。ここは駅に近くて安くて美味しい食事が頂けるので、定期的に利用しています。いつも感心するのは、限られたスペースなので満席でも25名程度のお店ながら、入りくんだ作りになっているので、ちゃんと感覚を“研ぎ澄まして”おかなければ、気付かないことが多いはず。でも、ここの店長さん?は、見事にさばきます。

呼ぶ必要もなく、ちゃんと食器やおしぼりをもってきてくれたり、下げてくれたりするのは勿論、飲み物のお勧めや食事の紹介もしてくれます。

何より、どんなときも、『ずっと、笑顔で対応』されているんです。

昨日、私たちは、早目の時間からお店に入りました。そのとき、店長さんが1人。そこに続々、お客様が入ってきます。お客様の前に出てらっしゃるときは勿論ですが、料理をしているときもなんだか、楽しそう。嬉しそうな顔をしながら、料理をされるものだから、出てきた食事も美味しそうに見えちゃうから不思議ですよね。(笑)

お客様に対してずっと『笑顔』でいられることは、仕事に自信があるということは勿論ですが、仕事そのものが好きという感覚をお持ちだからなんだなということを感じました。

『スポーツクラブで働くことが好き。』ということを感じながら仕事をしてくれるスタッフを一人でも多く育てたいものですね。そのためには、まず『自信』をもてるように継続的に教育をすること。これがやはり大切です。

ということで、6月はセミナーで、『定着に活用できる“助成金”』についてお話しすることにしています。教育研修するにも、やはり費用が発生しますからね。これの一部を助成してくれるものがあれば、使ってみたいと思われませんか?当日は、助成金についての基礎知識から解説を加える予定にしていますので、今まで一切、かかわったことがないという方も安心してご参加くださいね

ということで、本日もお仕事、楽しんでらしてくださいね(^^)/

セミナーのお申込みについてはこちらまで…

セミナー専用HPからお申込み頂くか、下記セミナー案内用チラシに必要事項を記入の上FAXにてお申込みください

◆セミナーチラシ

セミナー2018年6月7月用

お申込みを確認しだい、詳細をメールでご案内いたします。

笑顔が出ないということ

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチの森川友惠です。今朝は久しぶりに京都もとても良い天気です。

 

先日、とあるスポーツクラブに体験でお邪魔したときにこと。フロントにいた可愛い女性スタッフ、体験の手続きをする間、ずっと笑顔がありませんでした。見るからに不安そうだし、挙句の果てに私が“緊張しているの?大丈夫。食べないから”(笑)と声をかけたほど。

でも、これって、対人サービス業あるあるだな~と思われませか?

私たちって、コンビニで買い物、外で食事、スタバでコーヒー、様々なサービスを利用しますが、“不安そうにしているスタッフ”にふれるたび、“大丈夫?このお店”という印象を持ちますよね。人の振り見て我が振り直せとはよく言ったもので、皆様のクラブにはそんな不安を抱えたまま仕事をしているスタッフはいらっしゃらないと思いますが、今一度、よく見渡してみてください。

“笑顔で接客や指導をしなさい”とよく言うけれども、笑顔がでないということは、仕事に“不安”があるからです。そう、“不安”をしっかりと解消できるほどの教育をしていなということなんです。そして、この“不安”を抱えたまま働き続けることは困難を極め、結果、スタッフが定着しないクラブになってしまうのです。

特に、アルバイト経験のない学生さんや長い間仕事をしていなかった主婦層の方を採用するといった場合は、徹底してこの“不安”をとってあげる必要があります。

教育する上でのポイントは、

⑴クラブの責任者による研修を必ず実施

スポーツクラブはどんな仕事をしているのか?とかクラブのMVPとかの説明をして頂きたいのですが、真の目的は責任者が誰なのか?困ったことがあったら最終的にどこを頼れば良いのか理解させ、“安心”して働ける環境であることを示すためです。いざ、働き始めると、スタッフによっては、シフト時間によってはなかなか会うことができずコミュニケーションが取りづらくなりますからね。

⑵目標とゴールを設定する

研修期間時給を設定されていることがあるのですが、この設定のまま“1年以上ひっぱられてる”という相談を受けたりすることがあります。これも、スタッフにとっては“不安”と“不信”を招く要因になります。たとえ研修時間給設定をしていなかったとしても、“いつまでに、○○ができるようになってもらう”とか“この▽▽ができるようになってもららったら研修生卒業”という目標を明確に示した上で研修を進める必要があります。

⑶名ばかり“OJT”をしない

これも、よく見かけます。座学での研修をそこそこに、“あとは、先輩について見て覚えて”という、半ば強制的にシフトに入れてしまうことは、極力避ける必要があります。まさしく、私の体験対応をしてくれた女性スタッフは、このパターンだったのではないでしょうか?きっと、お金を扱うことも、体験のアンケートも全く初めてだったけど、誰もついえてもらえず、正しいのか間違っているのかもわからず、そこにあるのは“不安”のみだったのだと思います。OJTとしてお客様の前に出すには、どのレベルまで達したらOKとするのかをクラブの基準を決めるということと、本人にも“あなたは基準に達しているので自信をもって対応をしてください”と伝えた上でOJTをスタートさせることが大切です。

いかがでしたでしょうか?クラブで働くスタッフが素敵な笑顔で輝けてこそ、お客様にも喜んで頂けます。一人でも多くのスタッフが皆様のクラブで輝けますように。私も1日、頑張ってまいります。

では、本日もお仕事楽しんでらしてくださね(^^)/

なぜ、経営理念が大切なのか?

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチの森川友惠です。

突然ですが質問です。

『経営理念は、クラブで働くスタッフやクラブを利用されているお客様に浸透していますか?』

本HPの定着のための7つの鉄則の1番目に『MVPを行動落とし込む』というところでもお話ししていますし、月1回ペースで開催しております定着率アップセミナーでも必ずお話ししています。

なぜ、スタッフは勿論、利用されるお客様にまでも浸透させる必要があるのでしょうか?

⑴クラブとしての宣言

会社として成立させるには、存在し続けるには社会から認められる必要があります。ですから、“自己紹介”という意味合いでも、クラブを通して、“社会をどう変えて行きたいのか?”“社会が抱える問題を解消するにあたり、どう役立ちたいのか?”を宣言する必要があります。スタイルだけ、流行だけ、それこそ、“たまたま立地の良いところにスペースがあったんで、初期投資もあんまりかからないからスポーツクラブやってみました”みたいなクラブに、誰が通い続けますか?“とりあえず”開けてみたクラブは、必ず閉めるときがきます。

⑵スタッフに宣言

私自身が会社員時代を含めて、目指してきたのは“地域から応援されるクラブ”“価値で選ばれるクラブ”です。ですから、他のクラブでは触れ合うことができない、クラブで働くスタッフの“輝き”こそが人を呼びこむ重要なポイントであると考え、長年仕事をしてきました。“輝き”を放ち続けてもらうには、やはり、クラブや会社に対する“信頼”があってこそではないでしょうか?やはり、“信頼”するにも、どこへ向かうか分からない船には乗れないですよね。だからこそ、経営理念を浸透させる必要があるのです。

そして、もう1つ。今の世の中、あらゆるSNSが発達し、簡単に言えば、社内も社外もない世の中なのです。守秘義務を課したところで、情報は絶対漏れるんです。そう考えたら、社内=社外と一緒です。ですから社内の信頼=社外の信頼と考えるべきで、クラブで働くスタッフの感情がそのまま外へ出ていきます。だからこそ、経営理念、経営目的を浸透させて、“私が働くクラブはちゃんとしている”ことを理解させ、信頼を寄せる基礎を作ってやることが重要なのです。

⑶お客様に宣言

すでにお客様としてご利用いただいている方にも宣言することで、“安心”と“信頼”を得ることが可能となります。どこが起点で、どこへ向かっていくのか?お客様はとっても敏感に、無責任なクラブ経営には反応されます。逆に、安心して通える場を真剣に作ろうとする姿勢を宣言することで、応援されやすくなります。もちろん、宣言と真逆のことをしていれば、お叱りの対象となりますから十分に気をつけてください。

経営理念がもし額縁に入ったまま飾られているだけ、訳も分からず毎日唱和しているだけでは浸透しません。一字一句こころを込めて作られているはずですから、一文字一文字に対する思いを、ちゃんと理解できるようにまずは教えること。そして、スタッフ1人ひとりが“理念”を実践するために何ができるかを考え、行動に落とし込むことができて、初めて生きた“経営理念”になるのです。

生きた“経営理念”で、地域のお客様から応援されるクラブを一緒に作りましょう!

それでは、皆様。本日もお仕事頑張ってらしてくださいね(^^)/

『ありがとう』を頂ける幸せ

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチの森川友惠です。

プロフィールでも紹介しておりますが、私は24年間大手スポーツクラブに勤務していました。私自身、全くの未経験でスポーツクラブ業界に飛び込み、当初はA4用紙にびっちり2枚のクレームを頂くほど指導力も低く、見た目もインストラクターぽくなく、周りのできる先輩を見てはストレスを感じ、顔半分に湿疹を作ったこともあります。

それでも続いたのは、なぜか?

それは、人の人生を変えることができる仕事だと実感できる仕事だということを、日々、お客様から頂く『ありがとう』という言葉から教えて頂いたからです。

私がはじめてパーソナルトレーニングを担当したのは、入社間もない頃、スタジオプログラムにも参加頂いていた50代の女性から『孫と一緒に泳げるようになりたいからクロールを教えてほしい』というご要望でした。水が怖くて、顔をつけることも難しい方でしたが、数カ月後、ちゃんとクロールで泳げるようになり、『この年齢になって、世界が広がって本当にうれしい!本当にありがとう!』とおっしゃって頂いたのがとっても印象に残っています。

また、とある施設で担当していたアクアビクスに参加されていたお客様からは転勤先に『あなたのレッスンは本当に楽しかったし、元気が出た。でもそのキャラクターはご両親のおかげだから感謝しなさい。』と封書が届き、自分自身だけではなく両親まで認めて頂けることにも感動し、

また、はじめてマネージャーとなった2店舗目は、とっても狭いスタジオで、レッスンで使用するエクササイズマットを収納するスペースがなく困っていたのですが、私のエアロビクスクラスに毎回参加頂いていたお客様が、『マット、立てて収納できたら、コーチのレッスン、もう一人多く参加できるのでは?』とおっしゃって頂いていたのです。が、弱小店舗にはかける費用がなく手をつけることが出来ずにいたら、そのお客様がご主人を連れて店舗にあらわれ…『うちの主人、大工だから棚作ってもらおうと思って』とスペースを採寸し、数日後、立派な棚が店舗に届きました。丁寧にお礼をお伝えしたら、『こちらこそ、あなたのレッスンで暗かった私の日常が一変した。主人も喜んでいる』と。

また別の施設でも、クラブの責任者をしながらレッスンを担当していた際『主人の転勤で、引っ越すことになりました。来週からあなたのレッスンが受けれなくなる』と号泣されたり、

長崎時代にレッスンに参加頂いていたお客様が生駒のお店にわざわざレッスンを受けに来て頂いたり。

こんな経験を重ねて、インストラクターという仕事を通して、私自身が支えられ、“承認”してもらい、社会で生きていく自信と強い心を作ってもらえたからこそだと思います。

お客様からの『ありがとう』とう言葉を頂くことで、クラブで働くスタッフは、間違いなく仕事に対するモチベーションが数段あがります。いかに1日でも早くお客様からの『ありがとう』を頂けるか?そんなスタッフに育成できるかは、クラブの責任者である皆様やいわゆる部門の長であるマネージャーと呼ばれる方の育てる力にかかってると言っても過言ではありません。

ヒントはインストラクターの『土台』をつくるということです。とかく、新規採用をすると、早々に知識やスキルを落とし込もうとしますが、これでは、育ちません。まずは、皆様のクラブで働くための『土台』を固めことです。図で表すと、下記のようなことです。

ここを意識して育成することこそが、『ありがとう』をもらう近道だと私は考えています。皆様はいかがでしょうか?

では、本日も1日、お仕事頑張ってらしてくださいね。

話を聴くことは得意ですか?

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチの森川友惠です。

突然ですが、皆様は、人の話を聴くこと、得意ですか?

 

クラブを運営していると、お客様から“ちょっと、店長、話があるんだけど。”と声をかけられること、よくありますよね。私も、ひとたび、バックスペースから出ると、あっという間にお客様に囲まれる(笑)という経験を何度もしたことがあります。私自身、いくつかのクラブを担当させて頂いた後に、やっと、「人の話を聴く技術」と「心構え」を習得できたとように思います。もっと早くに、この技術と心構えを知っていたら…と思うことが多々あったので、本日は、「傾聴の基本」についてお話しします。

傾聴って、どういうものかというと、相手を心から受け入れて、あたたかい気持ちで、まじめに話を聴くことです。ですので、受け手側(話を聴く側)にも相当の準備が必要です。

注意したい点は

⑴自分の状態を整える

自分自身の体調がすぐれない、気持ちが安定的にはなれないような時は出来る限り避けたいところです。あとに予定がある、別の約束があるようなときは、日程の調整をした方が無難です。

⑵良い悪いの判断をしない

話を聴いて、良い、悪いの判断をしたり、態度に表したりしないこと。話を脚色せず、そのまま受け止めるだけにする。特に、クレーム対応のとき、部下やスタッフについてのご意見を頂戴するようなときには注意が必要です。

⑶じっくりと聴く

時間をかけて、じっくり聴く。相手の心の中を簡単に理解しようと思わないことです。時間がかかるものです。

⑷本当の気持ちに寄り添う

話す内容や事柄よりも、その裏に隠された感情に目を向けるように心がける。本当は、もっと存在を認めてほしかった、声をかけて欲しかった…という案外シンプルなところに原因があった……なんてことが多いです。

⑸自分の価値観に振り回されないようにする。

自分の価値観で相手の話を判断してしまうと、相手が本当に伝えたいことを聴き落としてしまう事があります。

⑹全体に気を配ること

相手の言葉だけでなく、非言語的な表現にも気を配って聴くことが大切です。声の調子、表情、呼吸、姿勢、手や目の動きなどはいずれも相手の気持ちを知る手がかりになります。

⑻正しく理解しているかどうかを確認する

伝えかえすことは、相手が語っていることを自分が理解しているかどうかを確認することです。「理解の検証」と「受け取のチェック」です。

この8項目は是非ともチェック頂きたいところですし、話を聴いている間の表情や態度、姿勢、視線の配り方や声のかけ方は十分に注意したいところです。これは、たとえ電話だとしても全く同じです。電話だから、姿が見えないからと椅子にだらしなく座ったまま、『ふんぞり返った』(笑)姿勢で話していると、間違いなく声に反映しますし、話に集中していないないことが伝わります。電話だからこそ、対面して対応する以上に注意を払う必要あります。

人の話を聴くのがなんとなく不得意だと思われる方が、是非、一度チェックしてみてくださいね。では、本日もお仕事楽しんでらしてください。

助成金を活用されていますか?

つい先日、新しい助成金がリリースされました。その名前は『時間外労働等改善助成金』です。実は、これ昨年度まで『職場意識改善助成金』と呼ばれていたもので、生産性を高めながら労働時間に短縮等に取り組む事業主に対して助成するものです。今年のコースは5つです。

①時間外労働上限設定コース

②勤務間インターバルコース

③職場意識改善コース

④団体推進コース →この助成金は8月1日申請締め切りなのでお早目に。

⑤テレワークコース

内容はリンク先をご参照頂きたいのですが、いずれのコースも経費の一部を助成させるので、かかった費用を全部助成される訳ではなく、かつ、費用は事業主が先に負担する必要があること、また、他の助成金と比べて申請の締め切りが早いことについては注意が必要ですが、通常であれば100%事業主負担ということを考えると、今年、労働時間短縮について、取り組みを進めたいと考えてらっしゃるのであれば、使える助成金です。

特に、④の団体推進コース、面白そうですね。是非、一度、ご検討くださいね。また、ご相談も当センターまでお気軽にどうぞ。

労働時間管理を考える①

こんにちは。スポーツクラブ定着コーチの森川友惠です。先日、NHKのニュースで「労働時間管理」のガイドラインについて取り上げられていました。昨年の1月に内部通達だった基準から使用者向けのガイドラインに変更されたのですが、現在のところ、一定の要件を満たせば「自主申告制」が認められています。が、今後は、労働時間を把握するには、何らかの客観性のある記録を元に労働時間を管理しなさいということになるようです。その方法を省令で定めるということだそうですが…。

そもそも…労働時間管理、皆様のクラブではどのような管理や工夫をされてますでしょうか?

今日は『労働時間』そのものについてお話しをします。

労働基準法に書かれている『時間』の概念は?

労働基準法が出来たのは今から71年前。本来、日本では私的な関係を判断する法律は“民法”を元にして判断される訳ですが、これでは、使用者ー労働者という関係性で考えると弱い立場に立たされるであろう労働者を守るという意味あいでできた法律が労働基準法です。しかし、71年経過して、当時は想定されていなかった業種や職種が増えてきて法律をそのまま当てはめることが難しくなってきたこと、また、世界情勢や日本の社会環境を勘案して幾度となく法改正や適用除外とする項目が年々増えてきて、正しく理解して、運用するのが難しくなってきていることも事実だと思います。

が、労働時間管理を正しく管理することは、労働者の“賃金”と“健康”を守るために最も重要なことです。是非、今一度、皆様のクラブでどのような管理をされていているのかをこの機会に、是非確認ください。

 

労働基準法に書かれている『時間』の概念は実は2つしかないんです。

それは、32条の『労働時間』と34条の『休憩時間』の2つです。32条の『労働時間』は皆様がよくご存じの1週40時間(特例対象事業場除く)1日8時間という法定労働時間を定めたもの、34条の『休憩時間』は労働時間が6時間を超えたら45分、8時間を超えたら1時間の休憩時間を与えなければいけないというものです。

きっと、皆様、『そんなこと知ってるよ!』という声が聞こえてきそうですが…。『労働時間』の条文の語尾は、それぞれ『~させてはならない』となっているんす。と言う事は、法律では、40時間、8時間を超えて働かせるのは禁止と定めているんです。もちろん、各種の変形労働時間制を利用されているところは一概には言えませんが、これを意識して所定労働時間の設定や労働時間管理をされてますでしょうか?そして、この禁止を解除するために提出するのが時間外・休日労働の協定書(36協定)。それだけの重みを持つ36協定書だからこそ、ときの首相が何度となく委員会や国会答弁で口にし、管轄する厚生労働省も36協定に関するリーフレットを数年で何度も、様々なパターンで発行するのです。

36協定の締結に際して注意したいこと

1年に1回、皆様のクラブでも定期的に更新されていると思いますが、是非とも、確認頂きたいのが3点あります。それは、

① 労使で検討をしっかりとすること。

② 締結する時間は、実態に即した内容で締結すること。

③ クラブ内で内容を周知すること。

当たり前ではありますが、この3点が抜け落ちているご相談を受ける事が後を絶ちません。特に、36協定で締結する時間外労働は『上限時間』ですので、これを超えてしまうと32条違反となります。これを嫌って、多くの事業場さんで多めに時間を設定するということをされたり、相談を受けるのですが、これもお勧めできません。実態ベースで管理されること、そして、新規事業や新たな取引先が増えて時間を確実に超える可能性が出てきた場合は、更新頂くことがベストかと思います。

そして、多くの問い合わせを頂くのが、“事業場で締結している36協定の内容が分からないから教えてほしい”というもの。ちゃんと労使で検討したのであれば迷わず周知が可能だと思いますがいかがでしょうか?労使協定にはご存じの通り、周知義務があります。もし、出来ていないということであれば、スタッフ誰もが目につくところに掲示頂いたり、イントラネットでいつでも見ることができる状態にしておくなど、各クラブですぐ対応できる方法で周知をまずしてくださいね

紹介キャンペーン成功の秘訣

こんにちは。スポーツクラブ定着コーチ、センターの代表の森川友惠です。

本日は『紹介キャンペーン成功の秘訣』についてお話しをします。クラブの年間の販促費投下割合は上期に60%~70%、下期30%~40%程度ではないでしょうか?かつ、毎月平均的に投下するクラブは少なくて、会員制導入をされているクラブでは、入会獲得をしなければいけない、もしくは入会獲得が比較的スムースに進むことが予想される月に重きをおき、それ以外の月は販促費をあまりかけずに入会を獲得する工夫をされるかと思います。

そんな時に、いずれのクラブも現会員様の紹介で入会を獲得する“紹介キャンペーン”を展開されるところが多いのではないでしょうか?

紹介キャンペーンの成功は特典が全て?

私自身もそうでしたが、「紹介キャンペーン」と言えば、紹介者・入会者共にお渡しする特典(の額)がカギを握るとずっと考えていました。いかに喜ばれる特典をお付けする事ができるか?例えば、ご紹介者には、商品券◎◎◎◎円分プレゼントや月会費半額免除、プロショップ割引券等、入会者には入会金、事務手数料免除、月会費初月度免除等、時間が経過する度に特典の額は大きくなっていったように思います。

会員様やご入会者に直接のメリットがある、商品券のプレゼントや月会費の免除は確かに喜ばれますし、反応も大きいのは確かです。しかし、この特典で、お客様がお友達にクラブを紹介するとしたなら…。

『今回の特典が良いから、入会しない?』

『今、入会したら、トクだから…どう?』

という紹介のされ方になるのではないでしょうか?確かに、“今、買う理由”はありますから、一定の反応は期待できるでしょう。ですが、この動機で入会されたお客様が長く継続頂けると思われますか?確かに、通常のキャンペーン月に入会されたお客様とお友達の紹介で入会されたお客様では定着に若干の差が出ますが、価格や特典に魅かれて入会を決めた方は、これ以外の要素に気付かない限り退会してしまいます。

そして、皆様のクラブは、“特典が良いから”“トクだから”という紹介をされたいですか?

では…どうしたら?良いのでしょうか?

クラブ側が絶対やらなければならないことは、紹介のされ方をコントロールするということです。

その為には、まず、クラブのMVP(スタッフ定着ノウハウページをご参照ください) を、スタッフはもちろん、ご利用になられているお客様にも、スタッフが行動する姿を通して浸透させる必要があります。これにより、私たちのクラブはこんな事を目指していて、それを実現する為にはこんな目標を持っています!そして、これらを達成するための行動指針は、これです!ということがわかり、お客様の口から、『私が通っているクラブは○○が特長で、良いところだよ』という言葉が、“トク”だからという言葉より前に出てくる確率がずいぶんと上がりそうですよね。ですが、これでは、不確かですよね。一歩踏み込んで、対象別にあわせたキャッチフレーズを作りこんでしまうのです。

例えば…お子様対象のスイミングや体育スクールであれば、「最短○○日でクロール15m泳げるようになるスイミングスクールです」、「逆上がり○日で完成させます。駅チカ○○体育スクール」、フィットネスクラブであれば「最短1か月で○KG減保障。あなたのなりたいカラダを実現」等のようなお客様が一読すれば心にも記憶にも残るフレーズを徹底して作り上げるのです。

それには、あなたのクラブの強みは何ですか?ということを明確にしておかなければなりません。何が出来て、何が得意なのか?どんなスタッフが働いて、どんな能力を持っているのか?そして、お客様にはどんなことが喜ばれているのか?等、クラブの「棚卸」が必要なのです。

「棚卸」は相当の時間を要します。これを徹底して行わなければ、心にささるキャッチフレーズにはならないからです。「棚卸」に必要な項目は、次回に。まずは、クラブで働くスタッフと『うちのクラブの強みって何?』をテーマにミーティングされてみてはいかがでしょうか?

はじめまして!

こんなことでお困りではありませんか?

  • 多額の販促費を投入して入会を獲っても、半年も経たないうちに辞めてしまう。
  • スタッフを採用しても続かない。
  • やっと一人前になったと思ったら…退職してしまう。
  • 会員の未利用者が多くて、会員が定着せずに困っている。
  • スポーツクラブなのに、なんだかクラブ内に活気がない…。

そんなスポーツクラブを経営する企業や経営者のお悩みを解消致します!

はじめまして。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

私は、スポーツクラブを経営する企業や経営者の皆様に、クラブで働くスタッフやクラブを現在利用されているお客様の定着を支援しています。地域で頑張るスポーツクラブが元気になることこそが、そこに通うお客様の健康と幸せを実現し、日本を元気にできると信じています。

24年間の大手スポーツクラブ勤務し、7施設の責任者を経験してきたからこそ分かるスタッフ&会員定着のポイントをお伝えできれば…と思い本サイトをオープンしました。

末永くよろしくお願い致します。