「退会率」下げるヒント、教えます。

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・特定社会保険労務士の森川友惠です。

皆様が経営されているクラブの「退会率」はどれくらいで推移されていますか?在籍分母がある程度あるクラブであれば、“率”でみる必要はありますが、それこそ500名程度のクラブであれば、「退会者数」で見るべきです。

さて…。クラブを経営されていれば「退会率」は頭を抱える問題の1つのはず。これさえゼロにすることができれば、莫大な費用を投入して入会を獲る必要もなくなりますし、人が不足しているいのに、人件費をかけて「手続き」や「定着支援」もする必要なくなる訳です。

皆様は、そもそも、人はスポーツクラブに何をしに来ているとお考えですか?

「そりゃ、トレーニングでしょう。」

本当にそうでしょうか?

皆様のクラブには、“この人、話してばかりでトレーニングしてない”とか”朝から来てたけど、お弁当食べ始めた!”とか“可愛い女性スタッフとしか話をしないよねー”とか、全く別のところで、自分の居場所を見つけている方、沢山いらっしゃいませんか?

“トレーニングにはまる”“スタジオプログラムにはまる”お客さまにも私は沢山出会ってきました。でも、これも、ある意味、トレーニングやレッスンを通してご自分の居場所を見けられたということなのです。

でも、現場は、入会する人=トレーニングが目的だと思いこんでいるから、トレーニングのやり方や設備や機器の使い方を現場は説明をしたがるんです。

何より大切なのは、

「で、何しにクラブに入会しました?」

という、本当のお客さまの動機、目的をきちんと知る努力です。

確かに、クラブにはクラブのルールがありますから、これは説明する必要がありますが、全員に同じようオリエンテーションをする必要があるとは私は思いません。

インストラクターやトレーナーの存在は、正しいトレーニングを教える人ではなく、お客さまの“居場所”を一緒に見つけるフォロー役と位置付けてみてはいかがでしょうか?

ですから、インストラクターやトレーナーを全く置かない時間があるクラブは、やはり定着面ではしんどいでしょうねーー。

トレーニング初心者の方がクラブに入会するということは、高いハードルを超え、お金もかけて入会している訳ですから「続けたい」とみなさんが考えてらっしゃいます。

やはり、この「続けたい」という思いに応えるのがクラブ側の責任ではないでしょうか?

では。

本日はこの辺りで。素敵過ぎる1日をお過ごしください~(^^)/

「キャンペーンで入会を獲得できたのに…」会員定着でお悩みの経営者の皆様へ

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

もうすぐ夏のキャンペーンスタートの時期。各クラブさまにおかれましては、その準備が終了されて、さぁ…後はキャンペーン開始を待つばかり…そんなタイミングだと思います。

各社のこの時期のキャンペーン内容を拝見していると、だいたいが「入会金や登録が無料」+「初月度月会費無料」や「3カ月、¥〇〇〇〇で使い放題」のような結構な特典をつけらているところが多いですね。この傾向は、私がコナミスポーツクラブに勤務していたときから、“特典厚めにしてとにかく入会を獲る”という傾向はありました。

期間限定で、かつ厚めの特典でキャンペーンをすれば、ある程度の入会を獲得することは可能でしょう。

ここでよく考えて頂きたいのですが、キャンペーンで入会された方にかかった費用を以下4点を計算してみてください。

①1名獲得販促費単価

②入会手続+手続き後フォロー

③オリエンテーション等初期対応費用

④特典分月会費

通常のフルスペック準備されているクラブだとキャンペーンでかかる費用は15,000~20,000円程度かけてらっしゃるのではないでしょうか?

これに、新規入会者がクラブに増えることによって起こる様々な問題、例えば「利用方法が分からず困っている方のフォロー」

「混雑によるクレーム対応」

「機器や器具の不具合発生フォロー」

これに対応する人を配置し、かつもちろん発生する人件費。。。と考えると、1回のキャンペーンで現場はかなりのパワーを使い、ストレスを抱えます。

ですが、皆様のクラブではキャンペーン入会された方の定着はいかがでしょうか?

どちらのクラブも、キャンペーン入会の方には、半年間継続の条件をつけていらっしゃるところが多いと思いますが、半年間の継続で退会されてしまっては、かけた費用分の回収がやっと…というレベルです。

となると、キャンペーン入会された方をいかに“定着”させることができるか?これが何よりも重要なMissionになる訳です。

よく、継続のための3要件として語られるのが、「安全」「効果」「楽しさ」というお話しをされますが、「安全」をともかく、「効果」と「楽しさ」は、クラブを利用されないと感じることが出来ないものです。

「入会したんだから放置していても、利用しにくるだろう…」という考え方ではクラブを利用することが習慣になりません。キャンペーン入会された方の定着を考えるのであれば、

「お客さまそれぞれの居場所を作る」

という事をクラブの責任者以下、従業員全員でこれを1番最初にやらなければなりません。これをクラブそれぞれで、どんな対応をする必要があるのかを考え抜き、形にする必要があるのです。

これを準備して、キャンペーンに突入することをお勧めします。

尚、定着支援、当センターの最も得意とするところです!お気軽にお問合せくださいませね。

では。本日も頑張りましょう~。

 

「まるわかり通信」発行します!!

こんにちは。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

ずっと、考えていたのに行動出来ずにいた事務所通信を来月から発行することになりました!!

やはり…肩書に「定着」という言葉を使っている以上、今いらっしゃるスタッフや会員様がいかにすれば「定着」頂けるのか?これをテーマに月1~2回ペースで更新していきます。

過去に直接名刺交換させて頂いた事業所さんいは、DMもしくはメールにて配信をする予定にしておりますが、もし、本ブログをお読み頂いている方で、まだ直接お会いできていない方は、大変恐れ入りますが、問い合わせフォームより、「まるわかり通信」欲しいです!と一言添えて頂いた上で、お問合せ頂ければ、折り返し、ファイルをお送りします。

明日から使っていただける内容を「ぎゅっと」凝縮した内容で、今後もお送りします。

次回以降もお付き合い頂けると嬉しいです。

では~(^^)/

お問合せお待ちしております。

連休終了後初営業日

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

10日もあると大騒ぎしていた連休もあっと言う間に過ぎ去り、本日から通常営業に戻すとおっしゃるクラブも多いと思います。

ほとんどのクラブが祝日営業で通常の休館日のみお休み、もしくは、連続休館を設けて設備のメンテナンスや改修工事をされたり…で結局、スタッフや従業員の方はほぼ出勤…というところが多かったのではないでしょうか?

が、お客さまは本当に10連休、“しかも海外旅行行っていたので久しぶりにトレーニングする”とおっしゃる方や、

4月は春のキャンペーンをやって、沢山、入会が獲れました!とおっしゃるクラブも多いはず。

…となると、最も気を付けたいのは館内で起こる『事故』です。

ずっとトレーニングされている方でも10日以上休むと、体力は落ちます。そして、感覚はズレます。特にスタジオプログラムは要注意です。そもそもスタジオプログラムは“非日常感”を楽しむスペースです。ですので、日常生活にない動作の連続な訳です。

で、最近は、やれ“暗闇”だの、やれ“トランポリン”だの、さらに“非日常感”の演出に躍起ですから、さらに危険度が高まります。

ですので、設備や機器がきちんと稼働するかどうかは勿論ですが、グループエクササイズを担当するトレーナー、インストラクター全員に、

・久しぶりにトレーニングする人の参加を確認させる

・『無理しないでね』の一言を付け加えさせる。

・クラス中も、強度や難度を下げる方法を提示し、フォローさせる

この3点を徹底しておくべきです。これくらいで丁度。合わせる所は、上ではなく下であることを耳が痛くなるほど申し送りしておくと良いでしょう。

そして、もう1つは新規入会者の対応フォローです。

春キャンペーンで入会したお客さまがどっと使い始めるのが今日、明日。。あたりではないでしょうか?

きっと、オリエンテーションを受講してフリー利用となるクラブが多いと思いますが、いわゆるトレーニングスペースだけではなく、ロッカーや水周りの利用が問題なくできているかどうかの確認が必要です。

きっと、オリエンテーションでは説明しているはずで、今日説明したんだから分かっているだろう…ではなく、『忘れているだろう』と思ってフォローする必要があります。

掲示物でフォローできるのか?

館内巡回頻度を上げれるのか?

それとも、インストラクターがついてご案内するのか?

…クラブによって、人の配置によって、混雑具合によって対応できることが変わるでしょう。ですが、なかなか目の届き辛いところです。ここ数日は特別な体制があっても良いのではないでしょうか?

是非、ご検討ください。

では。本日も頑張って参りましょう~(^^)/

 

「アンケート」を活用して、入会獲得!

こんにちは。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

京都も“桜”が盛りです!昨日、私も人が少ないところを選んで、桜、楽しんできました。

さて…。クラブでは様々なタイミングで「アンケート」を取ることがありますよね。見学に来られとき、体験に来られたとき、入会頂いたとき…。

では…ここで質問ですが…。

この「アンケート」を活用されていますか?そして、どのような項目を準備されてますでしょうか?

まず考えるべきは、アンケートの「目的」

なぜ、アンケートを取っているのか?なぜ、このアンケートが必要なのか?を明確にすることが大切です。

見学にしても、体験にしても、その目的は当日「入会」頂くための情報収集と、後日フォローするためにお名前や連絡先をご記入頂くことが多いと思います。そして、その「目的」がきちんと、スタッフ全員に浸透していますか?

様々なクラブでアンケートを記入したり、作ったりしていきましたが、よくあるのが、

「見学や体験の前に、こちらのアンケートを記入頂くことになっているので」と説明されることが本当に多いんです。

そう。。アンケート取る事が目的になっていて、アンケートの内容には感知しないパターンです。

これなら、取る必要ないですよね。せめて、

「お客さまにぴったりのプログラムや施設をご案内したいので、こちらにご記入頂けますか?」くらいのことは説明したいですよね。

その「目的」に応じた「項目」を設定できているか?

例えば、当日「入会」を頂くためにとるアンケートなら、どんな項目が必要でしょう?

限られた時間内で、入会をお決めいただくことが目的であれば、

“なぜ、スポーツクラブを見学・体験しようとしたのか?”

“他にもあるクラブがあるけれど、どうしてうちのクラブだったのか?”

の2点はアンケートとコミュニケーションでクラブ側として知りたいところです。こんなことから、きっと、“目的”をきく項目が入るのでしょう。

目的には、複数項目準備されていて、「ダイエット」「シェイプアップ」「健康維持」「健康増進」「腰痛予防」「ストレス発散・解消」……と続きますが、ほとんどのクラブのアンケートでは、いつまでに、どうしたいかまではきかれることはありません。〇をつけて終了です。

入会獲得に大切なことは、このアンケートから、ご本人の現状と理想とのギャップを明確に示すことが必要なのです。本人も、明確になっていないことが多いんです。

“なぜ、健康維持が必要だと思ったのか?”

“なにかきっかけがあったのか?”

“ご自身が思う、健康ってどんな状態なのか?”

“で、結局、どうありたいのか?”

“すぐ、はじめた方が良い”

という事を、スタッフのコミュニケーションからご自身にお話ししてもらうことが大切なのです。

このコミュニケーションを取るために、アンケートが必要なのです。

活用できないのであれば、アンケートは必要ない

クラブごとに状況は異なりますから、今いちどアンケートのあり方は検討されることをお勧めします。個人情報満載の内容ですから、これを保管するだけで、クラブ側には責任が発生します。活用が出来る、しているのであれば継続すれば良いですし、なんだか、形だけになっているのであれば、1度、止めるのも一つの手です。アンケート取るにも、費用はかかってますからね。

では…本日は、この辺りで。

 

キャンペーン入会者のフォローにひと工夫!

こんにちは。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。最近、体験でクラブを利用する機会を頂くことが続きました。

スタッフと体験者、利用者との「距離感」って難しいと感じます。

この3月、いずれのクラブも春のキャンペーンで、入会獲得に特に力を入れるタイミングですが、当然ではありますが、とにかく、スタッフの話が止まりません。

「今、入会されると、登録料もかからないんです。」

「しかも、月会費は3カ月で、たった○○○○円です。お得ですよねーー」

「施設もこんなに充実していて、大きいから使いやすいですー」

「駅からもすぐなので、お仕事帰りも便利です!」

と、いずれも、素晴らしく無駄なく説明ができているし、漏れなくフォローが出来るように体制を整えてらっしゃるの事については、感心しました。本当にきちんと、クラブ全体で入会獲得に注力をされていることが分かりますし、スタッフの皆様も感じが良い。

体験から入会や見学からの入会継続を意識すると、どうしても、その場で入会を決めて頂きたい思いが強くなるので、説明が長くなります。

残念なことに、どちらのクラブも、私自身の事は、アンケートには記入しましたが、それ以上、きちんと聴かれることはありませんでした。

「なぜ?スポーツクラブに入会しようと思っているのか?」

「そのきっかっけは何だったのか?」

「何をやってみたいのか?」

「どうなりたいのか?」

一切、聴かれないので、どのような体験のフォローをしてくださるのか?思ってましたが、結局、説明しなくてはいけないことを時間通りに言うこと、クラブ側の情報をシャワーのように浴びせられたまま終了。。。

キャンペーン時期は、入会されることを決めていて、とりあえず入会前に1回だけ利用しておきたいーーと考えるも多いので、それでも良いのですが、同じ体験フォローで、キャンペーンでない月の入会を獲得するのは難しいんです。

なぜなら、キャンペーン時期は「初期にかかる費用」が低く抑えられているので、時期を逃すと、損をする…。人間は、みんな

「損はしたくない」

と思いますから、入会される方も多くなります。

が、注目頂きたいのは、キャンペーン入会された方の継続率です。だいたいのクラブは、キャンペーン入会された方に6か月継続要件を課されることが多いですが、その縛りがなくなった後の継続はいかがでしょうか?一般、価格のみに魅かれて入会された方は、継続期間中に価格以外の魅力を発見させるフォローをしておかなければ、退会率は高くなります。

キャンペーンで入会頂いたお客様のフォローはどんな準備をされていますか?

この利用開始から3回目までが勝負です!!

「お客さまの話を聴く」時間をきちんと取る機会をなるべく多く、設定してみてくださいね。極端な話、3回目まではトレーニング教えなくて良いです。

お客さまの思いをたっぷりと聞き取ることに集中することが何よりも大切です。

では。明日から、4月。

頑張って参りましょう~(^^)/

定着のための“オリエンテーション”を考える

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

すでに…3月7日。早すぎる時間の経過。乗り遅れないようにすることに必死(笑)な今日このごろ。皆様、体調など崩されていませんか?

そろそろ、春のキャンペーンが始まる頃ですね。準備は万全に、お客さまに喜んで頂きたいものですよね。

新しいお客さまに必ず受けて頂くものと言えば…『オリエンテーション』ですよね。

皆様のクラブでは、どんな初期対応の体制を整えてらっしゃいますでしょうか?

私は様々な体制にトライしてきました。VTRを作ってご覧いただいたり、完全マンツーマンにしてみたり…グループを作ってみたり、スタジオのオリエンテーションクラスを作ってみたり…、回数を複数回にしてみたり…あらゆることを経験しています。

実感、数字とも良かったのは、お客さまとの接っする回数を増やすことです。3回でオリエンテーション完成、5回で1人前みたいなコース化してしまうことで定着を図る…というものでした。

が、それでも、やはり、3カ月目で退会される方がいらっしゃるんですよね。

ここを限りなくゼロに近づけていくためのオリエンテ―ションを確立するには、何かが足りない!と感じています。

これは、社会保険労務士として活動していての気付きですが、、従業員の新規採用→定着までの流れが確立している事業所さんには、前回のブログでもご紹介しましたが、“居場所”と“帰属意識を高める”工夫をきちんとされているという共通点あります。

結局のところ、クラブの新規入会のお客さまも同じような不安を抱えてらっしゃるだろうし、この不安を解消することがオリエンテーションの役割だと位置づけた内容と体制が必要なのです。

皆様方のクラブのオリエンテーションを、その不安を解消できるものになっているかという視点で見たときにいかがでしょうか?100点満点をつけることができるでしょうか?

館内の説明、

各種設備や各種機器の使い方、

トレーニングフォーム。。。。。

確かに、お客さまがルールやマナーを知らずにご利用になられて、他のお客さまから要らぬ攻撃を受けるようなことがあってはいけませんから必要だと私も考えます。

ですが、人間は1時間も経過すれば50%は忘れますし、一度に全部を正しく覚えることは困難です。それよりも、

“なぜ、このクラブを選ばれたのか?”

“なぜ、トレーニングをはじめるのか?”

“どんなトレーニングをしたいのか?”

“何にチャレンジしたいのか?”

そんなことを、徹底的に『聴く』オリエンテーションがあっても良いのではないでしょうか?この『聴く』ことから得た情報を元に、利用方法を教える…なんてスタイルを取ることができたら…お客さまの自己重要感は急上昇でしょう。

そして、その後に、オリエンテーションを担当したスタッフが別のスタッフにそのお客さまが他己紹介。。なんて流れが確立できたなら、お客さまの不安は一気に解消~!!

となるのでは?と考えたりしています。是非、皆様のベスト“オリエンテーション”を共有くださいね。

では、本日も頑張って参りましょう~(^^)/

スタッフ定着とお客さま定着をこの時期だから考えてみる。

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

3月。人が動く時期です。スタッフも学生のアルバイトの子たちも卒業するし、ご家族の転勤や異動で引っ越す必要が出てくるスタッフ、そして部下の異動やご自分に異動。これと同じことがお客さまにもありますし、中には、スタッフや部下の異動と共に店舗を移籍するお客さままで出てきます。

となると、おのずから3月、4月はざわざわ、なんだか落ち着かない日々が続きます。

そんなときこそ考えて頂きたいのは、『定着』ということ。致し方ない理由での退職や退会、移籍は仕方がないとしても、それに隠れて、

『本当は辞めたくなかったのに』

『もう、こんなクラブにいても目的は達成されない』

『ずっと、施設を利用してなかったのに、何も言われなかった』

…というスタッフとお客さまをなくすということ。

この1年、皆様のクラブで、働きはじめて1年未満で辞めてしまったスタッフは何人ぐらいいらっしゃいますか?

もし、1人でもいたら、是非思い返して頂きたいのは、その辞めてしまった彼や彼女たちがはじめて来た日のクラブ側の対応です。

出勤初日、クラブ全体で、“ウエルカム”な雰囲気を表現できていましたか?

・スタッフ全員が、新しいスタッフが来ることを知っていて、声をかけることができていましたか?

・ロッカーは準備されていましたか?

・ユニフォームはきれいなものを準備できていましたか?

・名札はきちんと準備されていましたか?

・研修の場所と内容、資料の準備は整っていましたか?

・次回の出勤日の確認や教育担当者を明確に伝えることが出来ていましたか?

…など、上げればキリがないのですが、初日に、愛情と帰属の欲求を満たすことができるであろう全てを表現できているのであれば、きっと、1年以上は続いているはずです。いかがでしょう?

お客さまに、入会後来館3回目までに“居場所”を作って差し上げましたか?

・お客さまが、入館から退館まで不安なく利用できるようにフォローできましたか?

・お客さまが、なぜ入会されたのか?真の目的をスタッフが全員共有できましたか?

・お客さまの名前を覚えて、名前でおよび出来ていましたか?

・お客さまの利用スタイルにあわせた案内ができていましたか?

・お客さまが利用中の“居場所”を作るお手伝いを出来ていましたか?

…など、スタッフと同様にやるべきことが非常に多く、今のスタッフの配置を考えると難しいと考えるクラブの方も多数いらっしゃると思います。ならば、最も大切なことを、クラブの理念にあわせて作り込まれることをお勧めします。

“居場所”=“皆様のクラブに対する帰属意識”です。スタッフの定着を考えるのと同様に、愛情と帰属の欲求を満たし“私はここに居ていいんだ!”と思っていただける瞬間を入会後3回目までに、なるべく多く感じて頂けることが必要です。

最近、母から友人のご主人が認知症を発症され、デイサービスに通ってらしゃるのだけれど、毎回、施設の迎えが来るたびに行くのを激しくこばみ、困っているという話を聴きました。

もちろん、認知機能の衰えがありますから、送り出す側、迎える側、毎回ご苦労されることも多いはずです。でも、きっと、そこには、“私はここに来るべきではない”もしくは“私にはここに居場所がない”とご本人が感じられてしまった結果なのではないか?と感じました。

人は、欲求と感情の動物です。

是非、この視点を忘れず、人の出入りが多くなるこれからの季節、お1人ずつと向き合う姿勢で、よく話を聴くことから初めてみてはいかがでしょうか?

では、これから忙しくなります。

体調など崩されませんように。

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次回セミナー決まりました~!

・テーマ 『スタッフ定着と会員定着を働き方改革の視点で考える』

・日程  2019年4月25日(木) 13:45~16:15 ※受付 13:30~

・場所  新大阪セミナールーム ※お申込みの方に詳細お伝えします

・料金  お1人さま 3,000円

・定員  10名様

セミナー詳細については下記QRコードからセミナー専用HPにてご確認ください

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クラブにある“予約”について考える

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

突然ですが、皆様のクラブでは予約管理はどのようにされていますか?完全にシステム化をされているようなクラブであればあまり問題が起こらないのだろうと思うのですが、そうではなく、スタッフを介して予約を取るような体制の場合は特に注意が必要です。

私のコアビリーフ(アンガ―マネジメントでいう価値観の辞書)は、『時間は守るべきもの』ですから、とにかく、時間については、厳格に守りますし、相手にも守ることを強要(笑)する傾向にあります。ですから、予約可能な場所は、絶対予約をしてから伺うようにしています。なぜなら、限られた時間を有効に使いたいからです。

先日は、歯の検診の予約をやっとの思いでしていたのに、“さぁ、明日!”と思っていたら、突然、私が持っている携帯電話ではなく、自宅に電話がかかり、先方からの一方的な都合でキャンセルされたのです。

『しかも10日以上も前から予約しているのに!』

と、私は思ってしまいました。その予約を取るために予定を変更し、調整した経緯があったので余計、イラッと(笑)してしまったのです。でも、この私の経験は皆様にもきっとあるはずなのです。

そんな事をふまえて、日ごろから予約の管理は徹底しておきたいものです。

皆様はクラブではどんなときに予約を取られているでしょうか?この機会に是非考えて頂きたいことが、2つかあります。

そもそも、その予約は必要なのか?

これがまず最初です。予約を取るということは、お客さまの時間をその時点で頂くということなのです。この点をふまえて予約を取ることが出来ていますか?お客さまの1番の願いは、ご自身の都合で、良いようにフォローをしてもらいたいということ。出来たら、予約は取りたくないし、自由に利用したいと考えるのが当然のこと。だから、この予約はそもそも必要なのか?という原点に1度立ち返る必要があると思います。

例えば、初めて利用されるお客さまに、オリエンテーションや初回説明会の受講をお願いすることがあると思うんですね。これを予約制されているクラブも多いはず。これには、確実にスタッフとの接点をもってもらって、お客さまに定着していただきたいという思いが含まれているからだと思いますが、これをスケジュール化にしてお客さまの都合にあわせて受講してもらうことではフォローできないのか?ということも検討できるはずです。

私自身の経験と肌感覚だと、1対1対応の長時間接客の低回数より、1対複数の短時間接客の高回数で十分にフォローができます。むしろその方が現状とマッチするクラブが多いと思われます。現在のクラブの体制を1度棚卸をされることをお勧めします。

予約管理と運用にルールがあり、徹底されているか?

予約は必要となった場合に、その運用ルールをしっかりと決めておき、どこまでスタッフに臨機応変に対応させるかを検討しておくべきです。れも非常に不安定なクラブを多く見受けられます。例えば…お客さまが予約時間に10分遅れで到着された場合、どんな対応をするようにスタッフには教えてらっしゃいますでしょうか?予約を再度取り直し?後ろの予約がなければ当日対応?30分単位のコマ管理をしているから後ろのコマで予約を取り直し?様々な対応が考えられますよね。また、欠席されたお客さまのフォローを誰がいつどんな風にされてますか?ということなのです。

冒頭にもお話ししましたが、予約を取るということは、結局、予約の時点でお客さまの時間を頂戴することです。ならば、お客さまにも『利用して良かった』『参加して良かった』とまずは思っていただけること、そしてクラブ側にとっても意味のある時間にしたいものです。

それでは、また明日。

関西は昨日からずっと雨です。公共交通機関もかなり乱れていますので、気を付けて(^^)/