スポーツクラブをはじめてみたけれど…。お悩みの経営者の皆様へ

こんにちは。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

本当に周りにクラブが多くなりました。「こんなところに!!」というスタイルでカラダを動かすことができるスペースが本当に増えました。エンドユーザー的には喜ばしいことですが、経営される皆様にとっては、この時代を生き抜くことは非常に厳しい環境ではあります。

皆様のクラブは思ったような成長グラフを描くことが出来てらっしゃいますでしょうか?

クラブには様々なタイプがありますが、経営されているクラブのタイプによって、経営者として重要視すべきところは異なります。

■24時間オープンタイプ+水回りシンプルクラブの場合

今、世間を賑わしている24時間オープンにいわゆるジムの場合。このジムで最も大切なことは「施設管理」です。安い月会費でかつ様々なルールや制約が少ないシステムで利用を好む若年層や忙しいビジネスマンやウーマンが集うタイプのクラブです。まさしく「施設利用料」として月会費を支払っている認識ですから、クラブの器具備品や施設に設置されているものが、いつもきちんと稼働する状態であることが最低条件です。大型比べてそもそもの利用者人数が少ないですから、オープン半年くらいメンテナンスしなくても何とか稼働するでしょう。

ですが、メンテナンスに手をかけずにきたら、同じ時期に一気に故障する稼働できる器具備品が一部になる思ったように使えないこれが続く退会という無限ループにはまります。

しかも、このタイプのクラブは、従業員やスタッフが配置される時間は限定的ですから、即対応ができません。

となると、より長く稼働させるための「施設管理」を考え抜く必要がありますし、従業員・スタッフにもこの部分を徹底して教育しておくべきなのです。

■単一プログラムスタジオの場合

これはヨガだけ、サーキットプログラムだけ、スタジオプログラムだけ…といったクラブの場合。これが、実は、私は1番、手間がかかるタイプのクラブだと考えます。

なぜなら、「人」で持っているクラブだからです。もちろん、クラブの立地や施設のキレイさ、カッコ良さ、新しさなど一部はハード面で魅力を表現できるところもあります。が、提供しているプログラムがシンプルだけに、これに関わる「人」で引っ張らないと、人は集まりません。

ご存じの通り「人」の教育には時間とお金がかかります。かつ、この「人」に対する教育の行先をきちんと決めて、そのレベルに応じた“理想のスタッフ像”を描き、示すことが出来ていますか?

残念ながら、これをなくして、会員を集めることだけに必死になっているクラブやスタジオをよく見かけます。

■フルスペックの中型~大型クラブの場合

当然ながら、前述の2つのタイプの混合の視点を持たないと経営は難しい訳ですし、プラスして、利用される会員様も働く従業員も非常に沢山の人が集まる場となりますから、クレーム、事故や事件といったリスクが発生する可能性も高く、日々、安全・安心運営するためだけでも相当のパワーを要します。

この上に、施設として、きちんと損益を合わせる力をつけさせるためには、様々な取り組みが必要です。

そして、最近最も気になるのは、ご自身の立ち位置を踏まえず、流行に乗ろうとされる経営者の方が非常に多いことです。

「24時間流行っているから、うちも24時間」

「プレコリオとなりのクラブが入れたからうちも」

…と腰軽く行動することも必要な業界であることは間違いありません。ですが、これだけでは、数字動きません。

各クラブには、理念があり、果たすべき役割がそれぞれにあるはずです。「誰に」「何を提供し」「どう役立つのか」…マーケティングの基本中の基本をおさえて、日々、確実に歩む。

これが王道ではないでしょうか?

今、当センターでは、初回1時間無料相談を承っております。ご希望の方は、

こちらから、その旨お知らせくださいませ。(※2019年6月8日~6月14日まで)折り返しメールでご連絡致します。

では。本日も頑張って参りましょう~(^^)/

 

 

 

 

 

愛着をもつこと。

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

昨日は、滋賀⇒京都⇒大阪とひとり“三都物語”な1日で、大阪で社会保険労務士として事業所訪問。代表と、各種の打ち合わせの後に、

今、事務所の近くのビルに“道場”&レンタルスペースをオープン準備されているので、以前から興味があることを伝えていたこともあり

「森川さん、見ていくか~?」

と、お誘い頂いたので、現場を拝見してきました。

このスぺ―スは、事務所から5分程度。駅チカとは言えないけれど、最寄りの駅からも徒歩圏内で、合計100坪程度あるなかなかのスペース。自社で道場を持ちたいと以前からおっしゃっていたこともあり、今回、実現間近で、代表ご本人も相当、嬉しそう(笑)

サイズ間ぴったりに作られた下駄箱、キレイに塗り替えられた壁、LEDに替えられた電球、防犯カメラ…と挙げ出したらキリがない思い入れが詰まったスペースに変身中。。

「この壁は、〇〇さんからのアイデアやねん~」

「ここは、保護者のギャラリースペース専用にした~」

「このLEDは全部、教え子の電気屋にお願いしたー」

と、色んな人の思いをつないで、形にしていくことを、心から楽しまれているご様子に、こちらも“ワクワク”しました。

新しいことを始めるときには、相当の覚悟と相当のパワー、そして自分ひとりだけではなんともならないことを周りの協力を得て形にする「人とのつながりの強さ」、そして時間もお金もかかります。

だからこそ“やり切る”強い思い”が必要です。

でも、新しいことをスタートをさせ、やりきれたとき。その人、その組織は間違いなく強く、優しくなれます。

そして、間違いなく、そのクラブそのものに“愛着”を持つことができるようになります。だから大切に、だからきちんと運営していこうという気持ちも生まれます。

施設に“愛着”をもつ、クラブに“愛着”をもつ、そんな従業員を育てることが、クラブ運営の要ではないでしょうか?

代表の姿を拝見しながら、そんなことを改めて思った次です。

では。本日は、この辺りで~(^^)/

「アンケート」を活用して、入会獲得!

こんにちは。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

京都も“桜”が盛りです!昨日、私も人が少ないところを選んで、桜、楽しんできました。

さて…。クラブでは様々なタイミングで「アンケート」を取ることがありますよね。見学に来られとき、体験に来られたとき、入会頂いたとき…。

では…ここで質問ですが…。

この「アンケート」を活用されていますか?そして、どのような項目を準備されてますでしょうか?

まず考えるべきは、アンケートの「目的」

なぜ、アンケートを取っているのか?なぜ、このアンケートが必要なのか?を明確にすることが大切です。

見学にしても、体験にしても、その目的は当日「入会」頂くための情報収集と、後日フォローするためにお名前や連絡先をご記入頂くことが多いと思います。そして、その「目的」がきちんと、スタッフ全員に浸透していますか?

様々なクラブでアンケートを記入したり、作ったりしていきましたが、よくあるのが、

「見学や体験の前に、こちらのアンケートを記入頂くことになっているので」と説明されることが本当に多いんです。

そう。。アンケート取る事が目的になっていて、アンケートの内容には感知しないパターンです。

これなら、取る必要ないですよね。せめて、

「お客さまにぴったりのプログラムや施設をご案内したいので、こちらにご記入頂けますか?」くらいのことは説明したいですよね。

その「目的」に応じた「項目」を設定できているか?

例えば、当日「入会」を頂くためにとるアンケートなら、どんな項目が必要でしょう?

限られた時間内で、入会をお決めいただくことが目的であれば、

“なぜ、スポーツクラブを見学・体験しようとしたのか?”

“他にもあるクラブがあるけれど、どうしてうちのクラブだったのか?”

の2点はアンケートとコミュニケーションでクラブ側として知りたいところです。こんなことから、きっと、“目的”をきく項目が入るのでしょう。

目的には、複数項目準備されていて、「ダイエット」「シェイプアップ」「健康維持」「健康増進」「腰痛予防」「ストレス発散・解消」……と続きますが、ほとんどのクラブのアンケートでは、いつまでに、どうしたいかまではきかれることはありません。〇をつけて終了です。

入会獲得に大切なことは、このアンケートから、ご本人の現状と理想とのギャップを明確に示すことが必要なのです。本人も、明確になっていないことが多いんです。

“なぜ、健康維持が必要だと思ったのか?”

“なにかきっかけがあったのか?”

“ご自身が思う、健康ってどんな状態なのか?”

“で、結局、どうありたいのか?”

“すぐ、はじめた方が良い”

という事を、スタッフのコミュニケーションからご自身にお話ししてもらうことが大切なのです。

このコミュニケーションを取るために、アンケートが必要なのです。

活用できないのであれば、アンケートは必要ない

クラブごとに状況は異なりますから、今いちどアンケートのあり方は検討されることをお勧めします。個人情報満載の内容ですから、これを保管するだけで、クラブ側には責任が発生します。活用が出来る、しているのであれば継続すれば良いですし、なんだか、形だけになっているのであれば、1度、止めるのも一つの手です。アンケート取るにも、費用はかかってますからね。

では…本日は、この辺りで。

 

電話問い合わせの基本って、何?

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

昨日、こちらのブログで、行政機関への問い合わせの顛末をご紹介していますが、本当にひどかったです。確かに、『補助金』でしかも正式名称も分からない状態での問い合わせでしたから、仕方がないと思う反面、基本的な電話対応のあり方、問い合わせ者の思いに寄り添うスタンス、限られた時間で問い合わせている訳ですから、お待たせしない。。

当たり前の事を当たり前にできないって、どうなの?

って、ことですよね。あまりの低いレベルに、とっても悲しい気分になりました。ということで、電話問い合わせの基本について、本日は考えてみたいと思います。

1.電話はお待たせずに、すぐ対応。

よく昔、3コール以内にとれと言われたものですが、今や、とっても早くなり、ワンコール鳴るか鳴らないかぐらいで取るようになっちゃいましたね(笑)で、かつ、問い合わせに対してお待たせする可能性があるのなら、お調べして折り返すスタンスで対応することがベストだと私は思います。

なので、昨日は、5分間の保留はありえない。かつ2回も!!で、最終的に操作ミスでしょうが、電話が切れる。。。。。。。。私は、今回、きちんと調べたい思いが強かったので、再度電話しなおしましたが、そうでなければ2度と電話しないと思います。

2.電話の声はいつもよりワントーン高く。

電話を通しての声は、結構、落ち着いてかつ低く聞こえますので、普段より、心持ち高めの声を出すと、やさしく、丁寧な感じに聞こえます。

3.電話だからと言っても対応している姿は声に反映するので、気をつけろ!

本当、不思議なくらい、電話の声って電話先で話している姿勢を反映します。椅子に座ってふんぞり返って話していると声も偉そうに聞こえますし、頭を下げながらありがとうございます…と言うととっても丁寧に聞こえます。だから、電話対応するときにもどんな姿勢で対応しているか注意が必要です。

4.スタッフの当たり前と、お客さまの当たり前は違う。

スタッフはよく施設のこと、プログラムのこと、サービスのことを分かっていて当然です。となると、ついつい、問い合わせをしている相手も同じような知識があると勘違いしてしまいがちで。必要な言葉を省いたり、感覚で伝えようとしたりすることが多くなります。電話ですから、対面で案内する以上に、言葉を大切に選ぶことが求められます。

『伝えたはずなのに。必要なものをお持ちいただけなかった』

『同じ問い合わせが毎回入る…』

といったクラブの方は、一度、電話対応研修をされると実態が見えてきますよ。

たかが電話、されど電話です。来店前の本当の第一印象を決めるキーとなるポイントです。クラブで働く従業員の方全員が、素敵な対応ができるよう、まずは皆様が好きな電話対応を実践くださいね。

では~(^^)/本日も仕事、頑張りましょう~

 

登壇しました!

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

本日は、先月、貨物運送に係る団体で働き方改革推進法のお話ししたのですが、その時の模様がその団体雑誌に掲載いただいたので、そのご紹介です。

 

貨物運送について時間外上限規制は、その他の一般事業と異なり、施行は5年後でその時間も年間720時間ではなく、単月や複数月での判断はされないのですが、現在の実績でみると、上限960時間でも、年間で200時間以上は減させないと改正法にはまらないような事業所さんが平均的なのです。

時間外労働上限規制は、自動車運転者・医師・建設業といった事業、業種の方は5年間適用猶予されますが、それ以外の事業については、来年、再来年には導入されます。スポーツクラブの場合、年間720時間の時間外をオーバーするようなところは稀だとは思いますが、このタイミング見直しておきたいのは、

①社内の”管理責任者”として時間外手当がついてないというような方が、本当に労働基準法でいう”管理責任者”にあたるかどうか?を検討しておく。

②ほぼどのクラブも時間管理を1カ月単位の変形労働時間制をとられているとのでは?と思いますが、その運用が本当に正しいのか?

①なんて、もし、管理責任者にあたらない…なんてことになったら、遡及して支払う事態になる。。こともありうりますし、②も運用が間違っていたら、未払残業が発生している可能性だってあり得ります。

そのあたりを、少なくとも、実際に運用が始まるまでに徹底して確認しておきましょう。

実際に、昨年、スポークラブの元店長が裁判で権限・裁量のない”名ばかり管理職”だったとして訴え出て、未払い残業代と付加金の支払いが命じられた判例もあります。

“うちは大丈夫”と構えるまのではなく、”うちは大丈夫??”と確認することが必要な事ではないでしょうか?①や②について、ご心配なことがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。

では、本日も1日、頑張って参りましょう~(^^)/

『任せる』ことの意味

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。


大きな災害が続いております。被災された皆様、本当にお疲れのことと存じます。心よりお見舞い申し上げます。インフラが復旧していない、避難されている状況であると、夜も眠れず、落ち着かない日々を過ごされていることだと思いますが、体調だけはくれぐれもご注意なさってくださいませ。


さて、本日は、『任せる』ことの意味について、考えてみたいと思います。

責任者やいわゆるマネージャーとなる人は、7~8割、現場バリバリ、現場大好きというプレイングマネージャーと言われる方が占めているのではないでしょうか?

プレイングマネージャーと呼ばれる方は、現場力に優れ、クラブで言うならば、指導や接客が抜群、手続きさせたら超がつくほど正確!会費請求させたら未収率をぐんぐん下げる…と言ったタイプ。だから、自分でやった方が正確だし、速いし、質も良いからとなかなか仕事を任せられない。任そうともしない。で、やっとの思いで仕事を任せたけど、自分の立場や寂しい思いに耐え切れず、つい、口を出すし手も出ちゃう。

まさしく、私も当初はこのタイプでした。全く経験がないところから、先輩やお客さまに教えて頂き、自分でも勉強しながら様々な指導や接客の力を身につけ、入社5年目でインストラクターを養成も担当するようになり、『指導や接客では負けない』と鼻息も粗く(笑)日々、仕事に取り組んでいました。

ですが、これでは、部下は育たないんですよね。はじめて、マネージャーという役職がついたときにこの事を思い知りました。一人でできることには限界があり、教えなければ思った品質で自分と同じようなサービスを提供できないことを。

当たり前なのですが、現場力があることとマネジメント力があることの違いを思い知りました。

『任せられない』から育たないし、部下から『やってみよう』『私の仕事』という思いを引き出せない。

もちろん、部下の性格や経験、そして実力を冷静に見極めなければ、『任せること』によって”つぶれてしまう”ことだってありますから、日ごろから、部下を観て聴いて知る努力は必要です。でも『任せた』ことで、部下は、その存在を承認され、間違いなく『やってみよう』という思いの種は生まれます。

私は、今も、行政機関での仕事を継続しています。ここで、ある方との出会いあがありました。現在は別の部署へ異動されてしまったのですが、2年間ずっと横で仕事をさせてもらっていたのですが、とにかく『任せ方』が上手な方でした。向き、不向きをちゃんと見極めて、『任せる』んです。その上、慣れない分野だとちゃんとフォローをしてくれる。私の方が随分年齢が上なのですが本当に、行政の仕事に不慣れな私も安心して仕事に取り組むことができました。(ご本人に言わせると、『自分にとってプラスになるコミュニケーションを取っているだけ』だとおっしゃるのですが(笑))

仕事に『安心』して取り組める。これって、あの『心理的安全性』にもつながることなんだな~と今更ながら思うのです。

部下が、失敗を恐れず提案する。行動する。報告する。

結局、責任者の仕事の『任せ方』がカギを握っているんです。ついつい抱え込んじゃう責任者、マネージャーの皆様。本日から最初の一歩踏み出してみませんか?

 

働き方改革推進法~同一労働同一賃金って?~

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

今朝は、同一労働同一賃金についてのお話しです。

そもそも、この言葉が出始めたのは、あの、『ニッポン一億総活躍プラン』という話からです。一億総活躍社会というのは、性別や年齢や置かれている状況に関係なく、家庭や職場、地域、あらゆる場で誰もが活躍できる、いわば全員参加型の社会のこと。これを実現するための成長と分配の好循環モデルの1つの柱として、『非正規雇用労働者の待遇改善』が挙げられ、その中に同一労働同一賃金実現に向けた非正規雇用労働者の賃金改善が明記されています。

で、今回の法律で、何がどう変わったか?と言いますと、

①現在のパートタイム労働法といわれている法律の対象に有期雇用労働者も対象となり、法律名称がパート・有期労働法に変更される。

➡対象となる労働者が増えます。

②不合理な待遇格差を解消するためのルールが明確に。

➡現行のパートタイム労働者8条に職務内容や配置変更の範囲、その他の事情を考慮して、待遇の相違に不合理があってはダメとされてましたが、今回の改正では、ここに、『同一労働同一賃金ガイドライン』(現段階では案)が設けられ、待遇差の不合理判断について具体的に示されたもので判断されるようになります。

この改正したパート・有期労働法の8条は労働者が正規雇用労働者との待遇差について司法判断をもとめる根拠となる規定です。裁判で本条に基づき、その待遇差が不合理であるとされた場合には、その待遇は無効となり、パート・有期雇用労働者は、事業主に対し、不法行為に基づく損害賠償請求(民法709条)をすることが可能です。

パートだから、アルバイトだから(=短時間勤務だから)という理由だけで、今の時代にないとは思いますが、『こんなもんで良い』『非正規なんだから権利ばかり主張されても困る』と言った、昭和的な感覚で、人の採用や雇用契約を締結し続けていては、非常に困ったことになるのは明白です。もし、この感覚の持ち主がクラブに一人でもいらっしゃったなら、この先、クラブの運営・事業展開に大きな問題が発生します。

まず、今、契約されている中身を確認されること、そして、実際に払われている賃金に契約の中身と齟齬がないかをよく確認することからスタートです。

先ほど、ご紹介した、同一労働同一賃金ガイドライン(現在は案)はこちらをご覧くださいませ。また、厚生労働省のホームページには同一労働同一賃金の特集ページも組まれてますので、そちらも合わせてご確認くださいね。

では、本日も1日、頑張って参りましょう~(^^)/

できない理由ばかりさがすスタッフに。

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士・承認コミュニケーター®の森川友惠です。

クラブで働くスタッフとのコミュニケーションがやはり『キモ』となるリーダー、責任者の皆様、

“できない理由ばかりをさがすスタッフ”にどんなコミュニケーションを取るようにされていますか?

例えば、

『今は忙しいのでできません。』

『今日は○○さんと××さんが急に休んだんでできません。』

『私には、そんな技術も知識もないのでできません。』

『それは、私の仕事ではないので、できません。』

と平気で答えるスタッフ。私は、何人かこんなことをいうスタッフに出会ったきました。これって、何が原因だと皆様は考えられますか?

まぎれもなく、彼・彼女たちは“失敗したくない病”“恥をかきたくない病”です。もちろん、忙しいときに余計な仕事を増やされたくないというのが本音でしょう。でも、それ以前に、『今の自分ではやったところで成功するはずがない』『無理な負荷をかけられた上に恥をかきたくない』という思いが強いんです。これって、結局、その職場の環境そのものの、“心理的安全性”が低いのです

私自身、会社員時代はこの部分をいくつか失敗してきました。私自身は、数字大好き、チャレンジ大好き、新しいこと大好き、提案大好きという、超がつくポジティブ人間です。今から思えば、自分の仕事に対する価値観をそのまま部下やスタッフにも押し付ける傾向にあったんでしょうね。私の前で、『それ、私の仕事ではないです』とか『忙しいんで無理です』とか言おうものなら、力づくで説き伏せ(完全なるパワハラ)て無理やりやらせていました。

すると、ある店舗で2年目の部下に

『こんな店、どうでも良いんですよ。全く興味ありません。』

と言われて、社内公募の他部署転勤にだまってエントリーされてしまい、戦力ダウン。ということを経験しました。ここからですね。私自身を客観的にみつめ直すということができたのは。

よく観て、よく聴いて、よく知ろうというコミュニケーションを心がけるようになって、はじめて“価値観の違い”を肌で感じるようになれてはじめて、それぞれの良さに気付けるようになったのです。

クラブの責任者としては、だまって、言う事をきいてくれ~と思う瞬間も、一旦、ぐっと飲みこんで、相手のことをしっかりと見つめなおして、受け止める。そこから次のコミュニケーションを取ることがまず必要です。

“組織・チームは1日して成らず”です。

では、本日も素敵な1日を。

ルールとマナーって、浸透させるのは難しい。

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士・承認コミュニケーター®の森川友惠です。

昨日から、私はこちらへ来ています。

仕事前にお風呂を利用してきました。あまりゆっくりはできなかったのですが、それでも時代を感じる内装を楽しませてもらいました。

カラダを洗って、湯船に浸かっていると、地元にお住まいだろう年配の女性が眉間にシワを寄せてらっしゃるのに気付きました。

どうされたのかな~?と思ったら、その視線の先には、若い女性が立って、シャワーを浴びている姿が。これが、結構、身長高めの方で、結構な勢いで浴びてらしゃったので、カラダに当たったお湯が、床にはねてセンターにある湯船に入ったり、そのまま湯船に入ってしまってました。。。

確かに、私が見ても豪快な感じ(笑)

あらら。。と思わず笑ってしまったら、その地元の女性に話しかけられたのですが、

『今の、若い子は!!』

とご立腹のご様子でした。

世代によっては、ほとんど銭湯を利用したことがないでしょうし、温泉に行ったとしても、旅行だけ。となると、周りのことなど気にしない。それに、普段からシャワーは立って利用する。という生活習慣であれば、あんな利用になって当然かな?と妙に納得してしまいました。

でも、これって、クラブでもよく見かける光景ではありませんか?そして、『ご利用になられる皆様が気持ち良く利用できるようにご協力をお願いします』とルールやマナーを周知するということをよくやると思うのですが、利用されているほとんどの方が、『私はちゃんとやっている』『私は迷惑をかけていない』と考えてらっしゃるので、なかなか浸透しないんですよね。

だからこそ、やはり、注意喚起するための掲示物や配布物にひと工夫が必要だし、スタッフからのお声かけを繰り返しする「人力作戦」が重要なのです。

掲示物・配布物については以前にもご紹介したこちら、

【商品説明ページはこちら】
http://pokanavi.jp/guide/manners3.html

のような、思わず見てしまうようなイラストと、くすっと笑える一言が入っているPOPを利用するのもひとつの方法だと思いますし、スタッフから具体的に、

例えば、

『お風呂は横には仕切りがありますが、真後ろには湯船がありますので、シャワーをご利用の際には、お湯の勢い、ヘッドの方向に気をつけてくださいね』とクラブの構造をちゃんと反映したお声がけを徹底してておくと効果的です。

せっかく気持ちよくトレーニングができたとしても、最後に利用するお風呂やシャワー、サウナゾーンで、嫌な思いをしてしまうと、足が遠のくきっかけになりかねません。是非、是非、工夫してみてくださいね。

では、本日も、私は松山で仕事です。

仕事、楽しんで参りましょう~(^^)/

 

 

ことばにすることの大切さ

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。昨日は、ドリームマップを作りに大阪へ行ってきました。ドリームマップとは、自分自身の夢をえがき、人生を豊かにするというもの。書くし、しゃべるし、“ことば”にすることで見てくるものがあるな~と再確認した1日でした。

“ことば”にするって、本当に大切です。

部下やスタッフを見守り、助言し、支援する。育成する。ここに絶対的に必要なもの。それは、“ことば”です。“ことば”として伝えない限り、見守っていても、認めていても、本人には伝わらないのです。

部下やスタッフを叱咤激励し、時には本気で怒り、泣くことがあるかもしれないくらい厳しく指導することだって必要なときはあります。これを伝えるにも、“ことば”が必要です。仕事上でも、柱の陰から見つめるだけでは成果は出ないのです。しっかりと自分の思いを“ことば”にすること。これが重要です。

以前にもお話しをしたことがありますが、例えば、クラブの“紹介”のされ方をコントロールすべきなのですが、ここに力を入れていますか?

紹介キャンペーンと言えば、紹介者、入会者とも手厚い“特典”をつけて紹介を告知することが多いと思いますが、極端な話“安いから”“今がお得だから”と紹介されたら、皆様は良い気分がしますか?でも、特典に頼る紹介告知は、結局、“安いから紹介してください”とお願いしているようなものなのです。そして、“安いから”入会したお客さまは、もっと“安い”クラブが出来れば必ずそちらへ移っていきます。

では、どうすれば良いのか?

ずばり…クラブの価値をことば化することが大切です。だって、口コミにしてもSNSでシェアしてもらうにしても、“ことば”がなければできないですよね。そして、その“ことば化”に必要なことが、“クラブの棚卸”なのです。

何が特徴なのか?何が最大の売りなのか?何が持ち味なのか?ここを徹底して作り込む必要があるのです。もちろん、営業に係ること、それこそ営業時間や何ができるクラブなのか?どんな施設があるのか?どんなプログラムがあるのか?といった定番のものから、どんな歴史があるのか?どんなお客さまに喜んで頂いているのか?どんなに楽しいクラブなのでか?どんな事件!があったのか?などなど。これを“ことば”にしつくしたときに、見えてきますよ。クラブの持ち味が。

ですが、これをやろうと思うと時間がかかります。直近に、もし、紹介キャンペーンを予定されるているのであれば、即興で良いので、年代と性別ごとに紹介され方をコントロールするキャッチフレーズを作ってみられることをお勧めします。

例えば、50代の“美意識高い”主婦の方には、スタイルを維持するためのプログラムが沢山あるとか…

30代~40代のトレーニング経験のある男性会社員には、○○kgまでダンベルがあるし、×時くらいまでに来館されるとフリーウエイトゾーンは使いたい放題とか…

20代の女性だと、○○くんという男性インストラクターは体幹トレーニングの指導がとっても上手だよ~とか…

キャッチコピーを作るなら、①To Me メッセージ(私に言われている!と分かるように相手を限定) ②数字を入れて、より明確に ③なるべく、短く。20文字~30文字程度にまとめる。これをいくつか作り、勧めててほしい人ごとにちゃんとお客さまにお伝えするのです。これだけで、人は勧めやすくなります。

是非、お試しくださいませ。

では、本日も1日、仕事楽しんで参りましょう~(^^)/