マニュアルや店舗ルールの根本をさぐること

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

いやーー暑いですねーー。先週、東京へ出張したときも、1日中「暑いっ!」と言いながら過ごし、週末京都へ戻ってもやっぱり「暑いっ!」と言って過ごし、とうとう、自宅でもクーラーのお世話になりはじめました

この時期になると、気になるのが館内の環境。これを整えるのに、とても気を遣わなくてはいけないので、どの施設でも、朝1番から走り回っていたことを思い出します。

元々引っ張って来る「市水」が平均よりも暖かく、その上、プール室がトタン屋根(笑)で、室内の空気が温められて、水温がより高くなり、「スイマー」のお客さまからクレームが続出だったお店。。

施設自体が歴史ある店舗で、設備自体が寿命だったため、毎日1台ずつ空調設備が壊れていったお店。。

人が多くて、空調の馬力と不釣り合いとなってしまったスタジオ。

“暑い”とか“寒い”とか、これは人それぞれですし、トレーニングされている内容によっても感覚は全く異なりますから、調整のポイントは、きちんと館内の設定温度を決めておくことと、また、どうしてその温度設定なのかの理由を明確に示しておくことが重要です。

私がいたコナミスポーツでは、場所ごとの温度設定、水温設定が定められていましたし、これに合うように朝の立ち上げ、営業中の調整をしていました。で、よくあるのが、

「もっと、上げてくれ」

「もっと、下げてくれ」

というご要望です。

これに、皆様のクラブはどのように対応、説明されていますか?

「マニュアルで決まっているんでーーー上げれません。」

「ルールなんで、下げれないんですよねーー」

なんてことを現場で説明されていないですか?

特に、この季節の水温や室温は、ご利用になってらしゃるお客さまの健康や安全に直結する問題です。安心してご利用を継続頂くためにも、皆様のクラブの基準とされるものが本当にそれでよいのか…ということも含め、マニュアルやルールに規定されている内容を正しく理解すること以上に、そのマニュアルやルールが設定されて理由を知るという機会を設ける必要があります。

そもそも、「マニュアル」って、そもそもなぜ必要か、なぜ、存在するのかを皆様方がお持ちの店舗では現場で働く従業員・スタッフへきちんと伝えてらっしゃいますでしょうか?

一度、店舗責任者の方にお聞きになってみてください。

・効率化?

・業務の平準化?

・品質統一?

そうやって、皆様方の店舗でお持ちの「マニュアル」を育てて頂く必要があるのではないでしょうか?

 

守って、攻めることの大切さ

こんにちは。スポーツクラブ定着コーチ・特定社会保険労務士の森川友惠です。日曜日の昼下がり、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

クラブの現場は物凄く忙しい…

お客さまが利用される時間までに「環境を整える」必要がありますから、各施設の清掃や器具備品の稼働のチェック、水回りがあるなら水温や室温の調整。シフトやお客さま予約の状況確認など、営業前までに1時間程度は時間を要するだろう施設がほとんどではないでしょうか?

営業が始まれば、お客さまのご案内や接客、指導等、現場は分刻みで動いていきます。

これに、クレームや事件、事故が発生すると更に現場は緊迫と緊張を強いられ、営業時間内に3交代ぐらいシフトが動くものの、シフト終了であがるとき、営業終了時には、スタッフ・従業員がぐったり…なんてことも珍しくありません。通常の運営の他に、会員管理や損益管理、様々なマネジメント力を要求される施設責任者はクラブの中で最も忙しい存在。

ですから、この施設責任者がクラブの成功のカギを握っている訳です。そう、「守りながらも、攻めろ」ということを教えなくては、成果を出すことができないからです。

さて、経営者の皆様…。

施設責任者へどのような教育・育成をされていますでしょうか?そして、どのような気質・性格の方に施設責任者を任せてらっしゃいますでしょうか?

実は私、施設責任者現役時は、攻める:守る=8:2位の割合で、攻めることを中心とした運営をしていました。当時はそれでもOK、キャラクターとして成立しているだろうことを良しとして、好きなことを取り組ませてもらっていました。ですが……。ひとたび、事件や事故、クレームが起きると、なかなかリカバリーに時間を要したのも事実です。

やはり、クラブをムダなく運営するには「守れた」上で「攻める」事が大切なのです。「攻める」だけではうまくいかないのです。

「クラブの守り方」には様々な方法、アプローチがあります。対象別で考えると、

・人の守り方(従業員・スタッフ、顧客、地域)

・組織の守り方

・施設・設備の守り方

・サービス品質の守り方

・損益計画、管理

…などなど。。これは、教えなければ、まず、上手くいくことはありません。これをきちんと1から積み重ねてはじめて、常に勝ち続けることができるクラブが出来上がるのです。

「とりあえず、やっといて」

「とりあえず、うまい感じでお願い」

とか…そんな言葉だけで、成果を求めるのは、おかしな話です。そういえば…、今朝テレビで、張本さんが出ているスポーツコーナーに今週はボクシングの元チャンピオンである内藤さんが出演されていて、先日、4階級制覇された井岡さんのことにふれ、

「後半まで、ずっとガードが高かった。打たれずに攻撃ができる。僕と違って、きれいな顔だった。。」

とおっしゃっていました。まさしく、クラブの運営って、そういうことです。

「打たれずに(クラブがキレイなまま)攻撃ができる」こと。これこそが地域に根差し、ずっと運営ができるクラブの典型だなーーと。

皆様が経営されているクラブはいかがでしょうか?

 

 

人が育たない…とお嘆ぎの経営者の皆様へ

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

企業を継続していく上で大切なものと言えば、以前は、

「ヒト」「モノ」「金」「情報」と言われていたいました。

が、今は、

「ヒト」「ヒト」「ヒト」「ヒト」と言われる時代です。

皆様が経営されているクラブでは「ヒト」の育成は順調に進められているでしょうか?特に、私たちが携わるスポーツクラブ業で大切なのは、そこに関わる「ヒト」の質です。

いくら見た目が良くても、いくら愛想が良くても、技術が高くても、その「ヒト」の質は、提供するサービスの質に必ず表れます。

人を育てる上で大切なこと。それは、自身の会社に入社をさせても良いと考える基準、いわゆる「採用基準」を明確に定めておき、この基準に達しないと判断した方は採用しない。

新規アルバイトやスタッフを採用するとき。

新卒採用をするとき。

中途採用で経験者を採用するとき。

委託契約でスタジオプログラムの担当をお願いするとき。

施設管理スタッフを採用するとき。

人を採用するというタイミングがクラブには数多くあります。もちろん、その施設の立地や環境、状況にもよるでしょう。ですが、いずれの採用にも絶対的にはずせない基準を設けておかなければ、入社してきた人の質は、バラバラで、いざ教育を始めてみたら、全く思ったように育たない…となることを数多く経験されてきたのではないでしょうか?

では、どうすれば良いのか?

その為には、各クラブの「採用力」をあげる必要があります。数回の面談や試験でその人の気質や気性を見抜くことは、困難を極めますから、まず、会社全体で「採用システム」を構築し、これを全社に浸透させた上で、「見る目」を育て、「目線」を合わせるというトレーニングが必要です。

この採用基準を作るときに、大切なことは、御社の理念を体現できる素養を持つ人なのかどうか?という視点です。

私も、当時の行動指針だった

「愛情・感謝・礼節を拡げよう」

「体育を通じた健康な心身を拡げよう」

「能力への挑戦を拡げよう」

3つを素直に実践できる人がどうかという視点を忘れずに、採用活動をしてきました。このおかげで、大きくぶれることなく、良いスタッフに恵まれ、店舗運営に専念することが出来ました。

クラブの安定した経営、運営には、やはり…『人』です。今だからこそ、一度、『人』について考える必要があるのではないでしょうか?

 

スポーツクラブをはじめてみたけれど…。お悩みの経営者の皆様へ

こんにちは。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

本当に周りにクラブが多くなりました。「こんなところに!!」というスタイルでカラダを動かすことができるスペースが本当に増えました。エンドユーザー的には喜ばしいことですが、経営される皆様にとっては、この時代を生き抜くことは非常に厳しい環境ではあります。

皆様のクラブは思ったような成長グラフを描くことが出来てらっしゃいますでしょうか?

クラブには様々なタイプがありますが、経営されているクラブのタイプによって、経営者として重要視すべきところは異なります。

■24時間オープンタイプ+水回りシンプルクラブの場合

今、世間を賑わしている24時間オープンにいわゆるジムの場合。このジムで最も大切なことは「施設管理」です。安い月会費でかつ様々なルールや制約が少ないシステムで利用を好む若年層や忙しいビジネスマンやウーマンが集うタイプのクラブです。まさしく「施設利用料」として月会費を支払っている認識ですから、クラブの器具備品や施設に設置されているものが、いつもきちんと稼働する状態であることが最低条件です。大型比べてそもそもの利用者人数が少ないですから、オープン半年くらいメンテナンスしなくても何とか稼働するでしょう。

ですが、メンテナンスに手をかけずにきたら、同じ時期に一気に故障する稼働できる器具備品が一部になる思ったように使えないこれが続く退会という無限ループにはまります。

しかも、このタイプのクラブは、従業員やスタッフが配置される時間は限定的ですから、即対応ができません。

となると、より長く稼働させるための「施設管理」を考え抜く必要がありますし、従業員・スタッフにもこの部分を徹底して教育しておくべきなのです。

■単一プログラムスタジオの場合

これはヨガだけ、サーキットプログラムだけ、スタジオプログラムだけ…といったクラブの場合。これが、実は、私は1番、手間がかかるタイプのクラブだと考えます。

なぜなら、「人」で持っているクラブだからです。もちろん、クラブの立地や施設のキレイさ、カッコ良さ、新しさなど一部はハード面で魅力を表現できるところもあります。が、提供しているプログラムがシンプルだけに、これに関わる「人」で引っ張らないと、人は集まりません。

ご存じの通り「人」の教育には時間とお金がかかります。かつ、この「人」に対する教育の行先をきちんと決めて、そのレベルに応じた“理想のスタッフ像”を描き、示すことが出来ていますか?

残念ながら、これをなくして、会員を集めることだけに必死になっているクラブやスタジオをよく見かけます。

■フルスペックの中型~大型クラブの場合

当然ながら、前述の2つのタイプの混合の視点を持たないと経営は難しい訳ですし、プラスして、利用される会員様も働く従業員も非常に沢山の人が集まる場となりますから、クレーム、事故や事件といったリスクが発生する可能性も高く、日々、安全・安心運営するためだけでも相当のパワーを要します。

この上に、施設として、きちんと損益を合わせる力をつけさせるためには、様々な取り組みが必要です。

そして、最近最も気になるのは、ご自身の立ち位置を踏まえず、流行に乗ろうとされる経営者の方が非常に多いことです。

「24時間流行っているから、うちも24時間」

「プレコリオとなりのクラブが入れたからうちも」

…と腰軽く行動することも必要な業界であることは間違いありません。ですが、これだけでは、数字動きません。

各クラブには、理念があり、果たすべき役割がそれぞれにあるはずです。「誰に」「何を提供し」「どう役立つのか」…マーケティングの基本中の基本をおさえて、日々、確実に歩む。

これが王道ではないでしょうか?

今、当センターでは、初回1時間無料相談を承っております。ご希望の方は、

こちらから、その旨お知らせくださいませ。(※2019年6月8日~6月14日まで)折り返しメールでご連絡致します。

では。本日も頑張って参りましょう~(^^)/

 

 

 

 

 

風土病にかかっていませんか?

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

連休が終了して、そろそろ、お客さまもトレーニング本格指導。通常の営業ペースに戻りつつあるのではないでしょうか?

久しぶりにトレーニングに来られたお客さまに、

『やっぱり、ここが1番だよねーー』

『ここのクラブが居心地が良い!!』

『トレーニングに集中することができるよ。やっぱりこのクラブ♪』

と思っていただく、最大のチャンス到来!これを上手くつかむためには、責任者やマネジャーだけでは難しく、クラブで働く全員がこの目的に向かって、思い、行動しなくては達成できません。

“なんとなく感じる”明るさ、元気よさ、快適さ、ポジティブさ。。これって、どこから来ているか?意識されたことがあるでしょうか?

いわゆる、組織風土というものがこれに大きく影響しています。そして、これと良く似た言葉で組織文化という言葉がありますが、この2つの違いって、実に分かりやすいんですよね。

文化は『化』という言葉が入っていますから、何か人為的で意識的に変えて行く、英語で言えば“culture”。手で耕す、育てるという意味を持っていて、いわば、何かしらの努力が必要です。

一方、風土は、まさしく風と土。英語だと“climate”。天候や気候、土地の風潮という意味。人間の努力の有無に関わらず、無意識のうちに生じ、何らかしらそこに漂うものです。

ですから、人が集まって活動する組織には、必ず風土はどんなところにもあります。ここには、基軸となるような理念は必要ないけれども、長年の間に、土のように固まってしまい、組織に重力のように作用します。これが悪いように働くと「風土病」を引き起こすのです。

さて、皆様のクラブの風土はどんなものでしょうか?

もし、皆様のクラブに漂う空気が重く、暗く、凝り固まったものであるのであれば、風土病を起こしてしまっている可能性もあります。

では、そんな時、どうすれば、良いのか?

何らかの“行動”を起こすしかないですよね。でも、たった一人では、その人が壊れてしまいますから、そこにいる人の共感を引き出し、共に振れ合ってくれる仲間を作る必要があります。

そんな時に、大切なのが、会社の行く先を掲げているだろう、理念や行動指針、制度や考え方といった基軸となる価値観をきちんと共有することです。これがもしなかったり、あったとしても唱和レベルで終わっているのであれば、ここを固める必要があります。

これこそ、組織文化を作る第一歩です。1日や2日で結果を出すことはもちろん難しく、浸透するまでは時間を要するでしょう。ですが、折れずにやり続けること、そして、従業員で定期的に共有する場を設けることで、必ず、組織文化は芽生えます。

それに、「あたりさわりのない風土の組織」で働くことを選ぶ人より、「強い文化を持つ組織」で働く方を選ぶ人が定着すると思われませんか?

組織風土と組織文化。似て非なるもの。是非、このあたりの視点でクラブを見つめなおしてくださいね。

では。

(^^)/

 

連休終了後初営業日

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

10日もあると大騒ぎしていた連休もあっと言う間に過ぎ去り、本日から通常営業に戻すとおっしゃるクラブも多いと思います。

ほとんどのクラブが祝日営業で通常の休館日のみお休み、もしくは、連続休館を設けて設備のメンテナンスや改修工事をされたり…で結局、スタッフや従業員の方はほぼ出勤…というところが多かったのではないでしょうか?

が、お客さまは本当に10連休、“しかも海外旅行行っていたので久しぶりにトレーニングする”とおっしゃる方や、

4月は春のキャンペーンをやって、沢山、入会が獲れました!とおっしゃるクラブも多いはず。

…となると、最も気を付けたいのは館内で起こる『事故』です。

ずっとトレーニングされている方でも10日以上休むと、体力は落ちます。そして、感覚はズレます。特にスタジオプログラムは要注意です。そもそもスタジオプログラムは“非日常感”を楽しむスペースです。ですので、日常生活にない動作の連続な訳です。

で、最近は、やれ“暗闇”だの、やれ“トランポリン”だの、さらに“非日常感”の演出に躍起ですから、さらに危険度が高まります。

ですので、設備や機器がきちんと稼働するかどうかは勿論ですが、グループエクササイズを担当するトレーナー、インストラクター全員に、

・久しぶりにトレーニングする人の参加を確認させる

・『無理しないでね』の一言を付け加えさせる。

・クラス中も、強度や難度を下げる方法を提示し、フォローさせる

この3点を徹底しておくべきです。これくらいで丁度。合わせる所は、上ではなく下であることを耳が痛くなるほど申し送りしておくと良いでしょう。

そして、もう1つは新規入会者の対応フォローです。

春キャンペーンで入会したお客さまがどっと使い始めるのが今日、明日。。あたりではないでしょうか?

きっと、オリエンテーションを受講してフリー利用となるクラブが多いと思いますが、いわゆるトレーニングスペースだけではなく、ロッカーや水周りの利用が問題なくできているかどうかの確認が必要です。

きっと、オリエンテーションでは説明しているはずで、今日説明したんだから分かっているだろう…ではなく、『忘れているだろう』と思ってフォローする必要があります。

掲示物でフォローできるのか?

館内巡回頻度を上げれるのか?

それとも、インストラクターがついてご案内するのか?

…クラブによって、人の配置によって、混雑具合によって対応できることが変わるでしょう。ですが、なかなか目の届き辛いところです。ここ数日は特別な体制があっても良いのではないでしょうか?

是非、ご検討ください。

では。本日も頑張って参りましょう~(^^)/

 

大型連休前にやっておくべきこと

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

平成もあと2週間を切りましたね。感慨深いですね。。丁度、平成に変わった頃に大学生だったこともあり、私の社会人人生は全部“平成”の時代。そんな思いから、特定社会保険労務士の付記についても、平成の文字を残しておこうと(笑)、あえて平成31年4月1日にしました。

さて、そんな時代をつなぐ大型連休10日間。

クラブではどんな対応が必要でしょうか?

そもそも、祝日というものは、皆様のクラブの来館者数はいかがでしょうか?通常、ターミナル立地のクラブは来館者が少なく、郊外立地のクラブはそれに比べて、ある程度の来館者を見込めると言われています。

ということは、まず、4月の入会に関しては、連休突入前の25日、26日までに計画が達成できる進捗となっているのか?ということを確認して、もし、進捗が厳しいのであれば、どこで合わせるのか?を考えた上で、行動に移す必要があります。

4月で入会計画を達成できないと、この1年間、とっても厳しくなります。

“たかが10名の入会未達成なんか、挽回できる!”と思われると、痛い目にあいます。(私も、その口でした(笑))

単純計算で平均単価6,000円のクラブであれば1年間で

6,000円×10名×12カ月=720,000円!!!

の影響額です。いかがでしょうか?これを原価で絞るなんてことを考えると、時間給単価1,000円で換算すると、

720時間!!

雇用保険適用されている月間80時間シフトインしているパートさんで考えれば、

720時間÷80時間=9カ月分!!

の給与にあたります。こんな風に考えて頂ければ、いかに4月の会員動向を合わせることが重要かが分かって頂けるはずです。これは、店舗責任者の方やマネージャーレベルの方は当然ながらご理解頂いていることだと思います。

が、その部下、アルバイトスタッフの方は理解されてますでしょうか?会員動向を軌道に乗せる、計画通り推移させることは責任者やマネージャーだけの仕事ではありません。

その店舗に関わるスタッフ全員の仕事です。

なぜなら、スポーツクラブ業の売上の95%以上は会費売上です。儲ける、利益を出すことが目的ではなく、店舗を継続させる、地域の方に喜んで頂き続ける為には、この会費がきちんと積上がらないと、継続が難しくなるのです。

だから、入会計画をきちんと達成しつづける=お客さまに喜んで頂ける、地域に認められているクラブであることを、共通の認識にしておきたいところです。

そんなことを、クラブで働く従業員の方に、皆様からお話しして頂いてはいかがでしょうか?

では。本日は、この辺りで~(^^)/

 

1+1=2? って、本当か?

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

新入社員を迎えたり、新しいスタッフを迎えて、新たな年度をスタートされた皆様。2週間が経過しようとしていますが、雰囲気はいかがでしょうか?

「良い感じで、みんなのモチベーションもぐいぐい上がってきているー!」

「まだまだ、しっくりいかないのよーー」

と様々な思いを感じられているころではないでしょうか?

チームや組織と言われるものは、複数人で成立するものですから、自分ひとり頑張ったところで、ひとりでやれるところは限りがあり、限界はすぐにやってきます。だから、クラブの責任者の皆様や経営者の皆様は、頭を悩ませる訳ですよね。

それは、長年、クラブの責任者という立場を経験してきた私自身もそう感じてきましたし、現在も講師と言う立場、社会保険労務士の活動で、様々な事業所にお伺いして関わりを持たせて頂く中でも、日々、実感していることです。

まさしく、「1+1=2」の組織であればまだしも、中には、「1+1=1.5」とか「1+1=0.8」みたいな組織があるのは事実。

こんなことがなぜ起こるか?その理由をいくつか考えてみると、

“これだけ人がいれば、私くらい、少し手を抜いても分からない”という思いが生まれてしまう職場環境になってしまっていること

“組織ひとりひとりが自分の思った方向に行動していしまっているから力が分散してしまって、成果が出にくい”

“目標をきちんと全員に落とされていて、全員が行動しているけど、組織の中のコミュニケーションが全くなので、上手くいかない”

などが挙げられます。

もし、今、“今ひとつ…”だと感じてらっしゃるのであれば、ご自身のクラブが何が理由で上手く回っていないのか?観察してみてください。

そして、もし…その理由が「コミュニケーション」にあるのだと考えられるのであれば、まずやるべきことは、クラブの責任者自身、そう、皆様自身のコミュニケーションを見直されることをお勧めします。

私自身、この1週間で、こんな経験をしました。

何度か、このブログでもご紹介していますが、私は今、ある行政機関でお仕事をしています。もちろん、責任者ではなく、1人の非常勤職員として、月に11日だけ勤務しています。

ですので、周りの正規職員の方は、全員1年~2年で異動していかれますので、その度に組織は変わります。で、私もこの4月で4年目に突入。職員の方も、次々に異動していかれました。

が、ずっと、異動しない職員の方が1名いらっしゃいます。この方とは価値観の違いから、私自身が意識的に距離をおいたコミュニケーションしか取らずにいたので、とにかく仕事がやりづらいし、なかなか上手く仕事が運ばない。(そりゃ、当然ですよね。)

どんなに小さな事も、他の職員の方に確認するくらい、全く信頼していませんでした。(本当に、すみません。未熟な人間で。)

ですが、このままでは、本当に効率が悪い。居心地が悪い。

毎回、様々なところで、偉そうに“相手を変えたくば、自分から変われ”と話している立場ですから、これを、まず実践しようと、この1週間、心がけました。そして、この1週間。実践したことは、

・自分から挨拶をきちんとする(当たり前)

・自分から声をかける(もっと当たり前)

の2点だけ。

これに加えて、その同じチームで、今週ランチ会が開催されたのですが、その場で、ちゃんと全員に話をふって、コミュニケーションを取る。

ですので、以上3点だけです。これをたった1週間実践しただけで、大きくこのチームの雰囲気は変わりました。。。。今まで、お通夜が毎日催されているかのような(笑)しーーーんとした、重たい雰囲気を、出勤する度に感じていたのですが、これを感じなくなったのです。

そして、気付いたのです。。。

雰囲気を悪くしていたのは、私か!!!!!!!って、ことに(笑)

どこかで、職場環境をよくするのは上司の仕事だと思っていて、そうするのが当たり前とずっと考え、行動してきたので、そうではない今の自分の立場に、甘えていたんだなーーという大きな気付きがありました。

人って、いくつになっても、“伸びしろ”があります。まずは、自分自身から変わること。。強く、お勧めします。

強い、成果を出せる組織の基礎を作るのは、まずは、自分が変わること。

本日は、春らしい陽気になるとのこと。沢山の方が皆様のクラブにいらっしゃいますように。

では。また明日~(^^)/

“頑張れ”だけでは頑張れない。

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

異動や入社の季節。組織やチームがガラリと変わる時季ですね。企業は、様々な理由から人を異動させたり、新しい人を採用したりしながら、組織の活性化を図ろうとします。

ずっと、メンバーが同じであれば、いわゆる“気心知れた”関係となり、余計なコミュニケーションを取らずとも一定程度の仕事や成果を出しやすくなり、組織は安定します。

が、ずっと同じであれば、着想や発想が似てきますので、どうしても“守備”が強く、“攻撃”がしづらくなる。よほど、皆様方リーダーや責任者の方が強いリーダーシップを発揮し、チャレンジする姿勢でいないと、たちまち、今の厳しい業界環境ではたちまち飲み込まれてしまうことになります。

そんな事から、2年~3年に1回の割合で異動させたり、メンバーを入れ替えるといったことをされていると思います。

となると、新たに関係を構築しながら、組織を動かし、成果を出すということをいかに効率よく行うか?ということがポイントになる訳です。組織はチームであってグループではありませんから、1つの目標に向かって、行動し、成果を求められ、その1つの目標達成のために、そこに属する構成員(従業員やスタッフ)ひとりひとりが、自身の役割を理解し、目標を自分に落とし込み、行動できるように環境を整える必要があります。

長年、共に働いてきたスタッフ、従業員は多くを語らずとも、方向性が一定程度理解できていますから、

『とりあえず、頑張って。』

でも頑張ってくれるかもしれません。

ですが、労働生産性向上の視点から考えると、従業員の能力を100%引き出し、発揮させることが必要で、これには、“モチベーション”が大きな影響を与えています。

モチベーションは目標にあるところにしか存在しない

と言われていますから、『とりあえず頑張って』では頑張れないのです。目標をちゃんと立てること。かつそれが、本人にとって“腹落ち”しているものなのかどうか?ということがものすごく重要です。

そして、目標の立て方ひとつで、モチベーションが上がったり、下ったりします。

となると、目標管理を制度として運用するなら、それなりの準備が必要であることはお分かりいただけるでしょう。

今、皆様のクラブで、目標管理や人事評価制度ををお持ちだけれど、何となくうまく行っていない…と感じてらっしゃるということであれば、見直しの時季が来ているのではないでしょうか?

では…。

本日も1日、頑張って参りましょう~(^^)/

“春のキャンペーンを迎えるにあたって”

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

春のキャンペーン、1年間の中で、最も緊張もするし、確実に数字を上げなきゃいけないときが目前ですね。年間の中で、最も入会計画を高くしているクラブが半数以上ではないでしょうか?

キャンペーン準備は万全ですか?

販促計画を綿密に立て、これをスケジュール通りに実施していく。これだけでも十分なパワーが必要です。大人商品も子供商品もある大型のクラブでは、2本の販促計画を実施するようなものですから、そのパワーたるや単体のクラブとは比べものになりません。

スタッフのキャンペーン内容の理解、館内でのキャンペーン内容の告知、外部販促から来たお客さまのクロージング体制、入会受付後オリエンテーション本格利用までの追いかけ、それぞれに係る予約枠の準備等。。

これに、子供商品があるクラブでは、春短準備から短期同時入会、初日、中日、最終日でのフォロー体制、終了後の継続等…。。挙げるとキリがありません。

これらをスタッフ全員に役割を与えて、進捗を管理しながら、実績を積み重ねていく。

計画を達成させるために、クラブの責任者として必要なことは、販促計画やスケジュール、その他準備をすませたら…下の5つが大切なことです。

①行く先をきちんと指し示すこと=計画数字だけではなく“なぜやるのか”を伝えること

②クラブの大黒柱として、覚悟を決めること=バタバタしない。どかんと座ってかまえるくらいのスタンスで。

③スタッフにいつも以上に“ありがとう”をきちんと伝えること=数字が動かないときこそ“関係の質”をあげるコミュニケーションを

④ご入会頂いたお客さまに“ありがとう”をきちんと伝えること=もちろん、直接言う(笑)わけではありません。お客さまが“このクラブにして良かった”と思っていただけるクラブ運営をすること

➄100名の入会を獲るにも1名の入会から。足りない数字を追いかけるよりも、獲れた、出来たことに注目する視点を大切に。

さて、皆様のクラブの春のキャンペーンが大成功となりますことを、心より期待しておりますーーー!!

季節の変わり目で気温が安定しませんし、花粉症の方はつらい季節。。体調を大きく崩されませんように。

本日も頑張って参りましょう~(^^)/