スポーツクラブに通いたい!という気持ち

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。 すっかり秋らしい日が続きますね。

朝晩は本当に寒いくらい。この3連休、皆様はいかがお過ごしでしたか?きっと、イベントや課外が目白押し、沢山の方がクラブにも足を運ばれて、てんやわんやの大騒ぎな日々を過ごされていたのではないでしょうか?

私は、3日間とも研修で朝から晩まで研修で缶詰で、しかも、資料やら六法やテキストで、10㎏近い荷物を毎日担ぎ、田舎から都会へと移動を繰り返していたものだから、結構なストレスフルで、思ったのが…

『スポーツクラブに行きたい!』 でした。

でも、結局。。これ以上、荷物を増やすことも出来ず、あきらめたんです。通いたいときに通う、行きたいと思ったときに行ける環境を提供する。 。。。だから、皆さんのクラブには、きっとレンタル商品を用意されているところが多いのではないでしょうか?

レンタルロッカー

レンタルシューズ

レンタルウエア

レンタルキャップ

レンタルタオル

レンタル水着 ……。

皆さんのクラブの稼働はいかがですか?一般的に、いわゆる仕事圏にあるクラブはこのニーズが高く、生活圏にあるクラブは車で来館される方が多いこともあって、あまり稼働がよくないと言われています。

レンタルロッカーは確かに便利。これは、いずれのクラブでも稼働が非常に高かったですね。ロッカーの空き待ちが出るクラブを多数ありましたし、増設をしたクラブもありました。

逆に…タオルは別として、それ以外のシューズやウエア、キャップはほぼ稼働しない。かかる費用に割りには使い心地がいずれも今一つ。ご自身のクラブにレンタル用品を準備されていて、利用が今ひとつ…だとおっしゃるのなら、是非、一度、ご自身で使ってみてください。見た目、履き心地、機能。

“シューズなんていつのモデル?しかも底がすり減ってるし!”

“ウエア、なんか、クラブの名前が入っていて…着るのがいやだ!”

“水着…ペラペラの生地で、着るのが恥ずかしい!”

みたいな事はありませんか?これでは稼働しませんよね。誰かが利用すれば可んらず劣化するものですから、もしこのままレンタルを準備し続けるのであれば、やはり定期的に入れかえる必要があります。

使ってみたいと思っていただけないのに置いておくと、場所を取るだけだし、管理するのも大変。

でも、”思ったときにトレーニングをしたい”というニーズに応えたい!ということであれば、メーカーと組んで、新商品の試着を兼ねてレンタルをする。というのはいかがでしょうか?これには、クラブでレッスンを担当されているフリーのインストラクターの先生の協力をお願いすることが1番。大概、一定ブランドやメーカーさんと提携や契約されている場合が多いので、この先生に橋渡しをお願いして、クラブもメーカーさんもどちらもが『勝てる』提案をすると実現できそうですよね。

そんな工夫があらゆる場面でできたなら、お客さまはきっと、クラブそのものが好きになるだろうし、通って頂ける回数が増えるはず。

どんな場面で工夫ができるか?

考えるだけでもワクワクしますね。皆さんのクラブではどんなことがチャレンジできそうですか?

話を聴いてもらうと。。

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

昨日の『傾聴』の話を書いたところ、たまたま、その日のうちに『傾聴』してもらう側を体験しました。日ごろ、お客さまの話を専ら『聴く』ことが多い仕事をしているので、久々に、聴いてもらう側になると

“なんだか、安心する”

“頑張る勇気が湧いてきた!”

“やってみよう”

という思いが沸々と湧いてくるんです。

昨日、聴いて頂いたのは、その道のプロ。カウンセリングの経験を多数お持ち方でしたので、安心して自分自身の考えを話すことができましたし、話すことで、自分の思いが整理されて、やるべきことが明確になり、心の霞が取れ、すっきりとした気分になり、とっても前向きに物事を捉えられるようになりました。

終わってから、聴いて頂いた方に言わせると、私自身の考えがきっちりとあるので『面白くない』(笑)と。

この世の中、話を聴いて欲しい人で溢れています。クラブの運営側にまわりはじめた頃、私は、お客さまに呼び止められたり、明らかにクレームの電話がかかってくると胃が痛む思いで対応をしていました。しかも、”びくびく”しながら。そして、一刻も早くその場切り上げたいという一心で、口を開けば、『申し訳ありません』の一辺倒。これでは、収まる話も収まらないし、お客さまにもご納得頂けません。

お客さまも、わざわざ忙しい中、時間を割いて、話をする。話をしたいという気持ちになるということは、その裏に隠された本当の思いが必ずあります。これに気づけたのは、お客さま対応から、そしてそのときに頂いたお客さまの言葉からです。

『あなた、さっきから謝ってばっかりだけど、本当に私の気持ちを分かってるの?』

その時、私はクラブの責任者をしはじめて2店舗目でした。女性のお客さまから、『スタッフの挨拶が全く、出来ていない。』『私には挨拶してくれない』というご意見を頂戴したときのことです。

こんなご意見を頂いたとき、皆さまならどんな対応をされますか?

きっと、不快な思いをされたことに対してのお詫びと今後このようなことがないように教育を徹底します。という回答なり、ご説明をされるのではないでしょうか?このお客さまに出会うまでは、私自身も、ずっとそんな対応繰り返してきたのです。

でも、そのお客さまとじっくりと時間をかけてお話しをしているうちに、その方は、『挨拶がきちんとできないサービス業は成立しなくなる』ということを間接的に教えてくださったのです。挨拶がきちんとできるだけで、クラブの雰囲気が一気に明るくなると。この経験があったからこそ、今も、クラブでの研修をするときには、必ずこの話をしますし、現場でも、必ず、褒めるようにしています。

そして、じっくり話を聴くことによって、お客さまのクラブに対する信頼もぐっと上がります。

実際、昨日、私自身も話を聴いて頂いたことで、今後も安心して相談できるし、コミュニケーションができるなーーという思いになりました。是非、色んなお客さまとお話しができる場、時間を作られてみてはいかがでしょうか?

『○○クラブファンの集い』とか『店長○○とミーティングをする会』とか、スケジュールを公開して参加者を募ってみたら、沢山の方に参加頂けるのではないでしょうか?

人の話をとことんまで聴く

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

“傾聴”という言葉、最近では当たり前に、耳にするようになりましたね。言葉ってすごいなーーと思うのは、同じ”きく”でも、門構えのの『聞く』と耳編の『聴く』ではその言葉の意味が違うところ。『聞く』は聞こえてくるものだけを聞くということ。反対に『聴く』は自らの意思で聴くこと。両者には、大きな差があります。『傾聴』というその言葉は、まさしく全身全霊を集中して聴く、また”聴”という感じから、”十四の心”で聴くとも言われています。

人の話をとことんまで聴くには、相当の覚悟が必要です。自分自身の体調も、時間も、自分自身の感情もベストなときに、それ相当の準備をしてその場を作らなければいけません。

特に、お客さま対応は勿論ですが、部下やスタッフとのコミュニケーションでも”傾聴”する必要があります。私自身が実践していたことは、

基本的には、

①自分自身をしっかり持つ。

→あまり相手の感情に引っ張られすぎないということ。

②評価をしない。

→良い、悪いとかと評価をしたりせず、ありのまま、あるがまま聴くことが大切。

③結論ありきで話を聴かない。結論を急がない

→ですので、あまり時間がないときは別に設定するようにしていましたし、先方がどうしても…とおっしゃる場合は後の予定を出来るだけ調整していました。思った時間が取れないときは、先に、後ろに時間があることをお伝えします。

④時間をかけてゆっくり聴く。

→時間がないときは、別日や時間を調整する

➄相手が言おうとする言葉の裏の感情を読むつもりで。

→お客さまからご意見を頂戴するような場面は特に効果的。耳を澄ませて聴いてみたら、全く別のところに感情があったりします。

⑥自分の価値観は脇に置いておく。

→自分の価値観に引きづられた状態では一番大切なところを落として聴いてしまう

⑦全体に気を遣う

→どうしても、話している内容に集中しがちですが、それに付随する雰囲気や声や表情をきちんと見て、相手の本当の気持ちを受け止める。

⑧聴く環境を整える

この8つを整えておかなければ、あらぬ方向へ話が展開する可能性もあります。聴き続けた結果、見えるもの、感じるものは明らかに変わります。

『傾聴』には力あると実感した場面が、とかくお客さまから様々な場面でご意見頂戴するようなとき、ご立腹なご様子のお客さまのお話しを聴いていたとき。。お話しをお伺いしつづけても、なかなかご納得頂けないようなとき、はたと。。

物凄い勢いで話をされ続けていたお客さまが、

『えぅ!! もしかして、今回の件、私が悪いんじゃない!?』

と。。(笑)

とにかく、①~⑧を気を付けながら、ひたすら聴き続けた結果。。こんなことが何度かありました。ご本人は、感情が抑えきれず。。言っても、言っても止まらない…ようなときに起こります。これも、ひたすら、自分の価値観や考えを置いておいて、傾聴した結果です。

つい、この環境だと、『うちのクラブは悪くない』『うちのスタッフは絶対そんな対応はしない』なんて心がムクムクと湧き上がってくるような環境ではあるのですが、この感情をぐっとこらえるのです。これができると、お客さま対応がとっても楽しくなります。

1日で、『傾聴』が出来るようにはなりませんが、日ごろの心がけと、積み重ねが、あるとき、突然、お客さまの本音が聴けるようになります。是非、①~⑧を意識した対応を実践してみてくださいね。

では~また。

自分が変われば、相手も変わる。

こんばんは。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

皆様は、もっとコミュニケーションを取らないと。。と頭で分かっていても、どうーーーーしても、自らの心が、しかも深いところで、

“ちょっと!まった!”

“この人、ちょっと合わないかも。。”

と感じてしまう人とは、知らず知らず、本能的に距離を取ってしまうことってありませんか?そんなときの第一歩をどうするか?ということについて、本日は書きました。

私自身、長くクラブの運営に携わってきたこと、そして様々な地域に転勤を繰り返し、上司・部下・スタッフ、お客さまも入れますと相当数の方と触れ合って参りました。ですので、初対面で、一言、二言しゃべったら、何となく”この人こんな感じ”と肌で感じ取ってしまい、そのあとのコミュニケーションの距離を決めてしまう傾向にあります。

実は、白状すると、身近なところに、”どうしても。。。。合わない。”と感じていた人がいたのですが、本日、自分から言動を変えてみたのです。

すべて、自分から、分かりやすい”プラスのストローク”を投げかけ続けた訳です。そうしたら。。。どうでしょう。見事なくらいプラスのストロークが沢山かえってきたではありませんか!

私より、いわゆる士業界歴が長い人で、いわゆる業界先輩ですから、本当に良く知ってるです。この部分は日ごろから尊敬できるのですが、ですが、その周りに付随する言動がどうも好きじゃない。。。話し言葉しかり、話す姿しかり…。本当に不得意だったんです。。

でも、ここさえ、薄目をあけて(笑)見ていれば良いんではないか?なんていう感覚で、今日1日、常にプラスで、常に笑顔でコミュニケーションを取るように心がけたら、1日、とっても良い雰囲気で仕事を進めることができました。

色んな方にコミュニケーションを語る立場でありながら、そんな初歩的なところで、小さな”つっかえ”をお恥ずかしながら、持っていました。

でも!、今日の一歩で、私自身、とってもすっきりしました。小さすぎるところに、凝り固まった感覚を持ち続けることは、とっても損だな~と。

そして、”他人は変えられない。変えるのはまず自分”が実践できれば、これほどまでにコミュニケ―ションが上手く回るということを、来週の講習会で、早速話をしようと思います。

相手を変えたいなら、自分が変わる。

もし、今、私と同じく、部下やスタッフ、同僚とのコミュニケーションで”つっかえ”がある方がいらしゃったら、まず、明日、ご自身から、名前+挨拶から始めてみてはいかがでしょうか?

案外、簡単に、心の呪縛から解き放たれるのではないでしょうか?是非、チャンレジしてみてください。 では、また、明日~(^^)/

改正労働基準法~36協定届の様式のご紹介~

こんにちは。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。先日のブログで、36協定届の様式が、大きく変更されますよーというお話しをしました。

間もなくHPにも掲載されると思いますが、今は旧様式が厚生労働省の主要様式で検索すると出てくる状態ですので、労働政策審議会労働条件分科会で”案”で示されたものをご紹介します。この案でしめされたものがそのまま決定されていmすので、大企業で来年4月1日以降分を締結する際、そして中小企業で再来年から利用することになります。(実は適用猶予と適用除外される業種用の36協定届というものもありますので、合計様式は5つあります)

こちらが、特別条項を締結しないバージョンです。

特別条項ありバージョンです。

原則の時間外労働 月45時間(1年変形を利用されている事業所は42時間)、年360時間(1年変形を利用されている事業所は320時間)以内の協定される場合は、1枚のみ。特別状況を締結して時間外労働をさせようとする場合は、限度内の分1枚と特別条項1枚の合計2枚を届け出る必要があります。

赤文字で変換されているところが、今回の改正で変更となっている部分です。結構変更点が大きいことに気づかれましたか?

また、こにあたって、『36協定で定める時間外労働及び休日労働について留意すべき事項に関する指針』というものが出されています。1番最初に書かれていることは、時間外や休日労働は最小限にとどめよということ。労働基準法の32条にある週40時間(特例事業所44時間)、1日8時間という法定労働時間があくまでも原則で、特別に、36協定届によりこの枠を超えることができるというところを事業主側も、従業員・スタッフ側もよく理解した上で、協議する必要があります。

この先、様々なものが公開されてくると思いますが、ぜひぜひ、注目しておいくださいね。

今後も、このHPを利用してご案内していく予定にしています。また、ご質問等ございましたら、お気軽にお問合せください。

世の中は三連休。クラブでも様々なイベントや特別レッスンを開催されることと思います。たくさんのクラブで、たくさんのお客様の笑顔があふれることを心から楽しみにしています。

では~(^^)/

『何回も言わせないで!』

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。朝晩はすっかり気温が下がり、肌寒い日が続きますが、皆様、体調など崩されていませんか?

さて、本日は、『何回も言わせないで!』と言ってしまいそうになる部下に対して、どんなアプローチが出来るか?ということを考えます。

・何回言っても、同じ失敗や同じ間違いを繰り返す部下がいる

・部下に仕事のお願いをしたのだけど、思ったような結果にならず、何度もやり直しをさせることがある。

と言う方は本日のブログは必見です。

部下が何回も同じ間違いや失敗をする…というのは、以前のブログでもご紹介しましたが、指示を出す側にも工夫が必要、改善の余地があるのでは?という視点も大きく関わっているのも事実。指示が曖昧だったり、仕事の完成度の共有が出来ていなかったりで二度手間となることもありますからね。しかも、二度手間で指示をし直す方も、再び指示をされる方も、相当ネガティブな感情が生まれますから、相手をよく見て、分かる言葉で、きっちりと伝えることも大切です。

もう一つの最大の原因は、部下・スタッフに対する教育が進んでいないケース、もしくは教育が出来ていないケース。これは、教えていないから出来ないというとってもシンプルなものです。人がいないから、時間がないからと座学(完全なOFF-JT)もそこそこに、先輩スタッフとすぐOJT、先輩社員とすぐ営業同行なんてことになると、何回言われたって、基礎が分かってないんですからできる訳がありません。根元がないんですから育たないのです。

そして、何より、根元の教育ができていないと、その部下やスタッフは、仕事を『稼業』としか捉えられなくなります。つまり、お金を稼ぐだけのものと考えてしまうのです。そうなると、日々の仕事も、ただ単なる作業と捉え、ただただ自分のシフトなり、与えた業務をこなすにとどまり、一向に質が上がるような自発的な行動や取り組みはしなくなります。

とっても残念なことなのですが、これによく似たことが、昨日、目の当たりにしました。

同じような電話対応なのに、一向に上手くならない人。行政の仕事での一コマですが、いわば部署ごとで、担当が決められていて、これに関する質問や相談は担当部署が回答する仕組みになっており、いわば、かかってくる電話も『同じような内容』で『答もほぼ変わらない』んです。それを、毎回、しどろもどろ、たどたどしい。質問している方も、『この人、大丈夫?』と電話先で思っているのでは?と周りにいる私が心配してしまうほど。それでも、変わらない。なぜなのかな?と思っていましたが、本人の感性の問題とまさしく『稼業』になっているのだな~と。

『上手くできない』と感じたなら、次は上手く対応できるように工夫する。誰かに対応をお願いしたのなら、次は自分でも対応できるように、お願いした方がどんな対応をされているのか一緒に聞いておく、メモを取るって、普通に行動しますよね。この行動が出ないのであれば、完璧に『作業』もしくは『稼業』になってます。仕事が。

もし、皆様のクラブに、そんな気になるスタッフがいたのなら、よ~く観察してみてください。スタッフの気持ちが分かります。

では、本日もはりきって、行きましょう~(^^)/

起こるべくして、起こる。

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

クラブの運営をしていると、”えっ!こんなときに!!”とか”前回もあった!こんなこと!!”と思うような事故や事件、クレームが発生するときってありませんか?

私は、館内でお客さまがケガをされたり、倒れられたり…という事故が1度、発生すると、たて続けに…という経験を何度かしてまいますし、お客さまからのご意見も1度続くと、同じようなご意見を頂戴すると言ったことも経験しています。

まさしく、”起こるべくして、起こる”ということなのです。

何かの気の緩みではないけれど、気づいていたのに優先順位を間違って後回しにしてしまった…。気づいていたのに一声、声をかけることをしなかった。そんな”ちょっとしたこと”と感じていたことが重なって、事故は発生します。

ですから、会社も必死に、いわゆる”コンプライアンス”研修と言われるものに力を入れるのですが、どうしても、形だけ、言葉を追うような研修になりがちで、現場には落ちにくい。気合いや気持ちだけでは到底解決できません。

ここでも、大切なのは、私の大好きな『MVP』なのです。

Mission

Vision

Policy

この3つがきっちりと現場に根差しているからこそ、コンプライアンス研修やリスクマネジメント研修なんかが生きてくるのです。組織・チームとして、どこへ向かうのか?そしてそれを実現するためには何を行動するのか?

“言われたから仕方ない”とやらされ感満載に、そして、義務感だけでは、自ら動く従業員は育たないんです。組織・チームのリーダーは目指す組織(風土)を具体的に示すことで、高い目標や、難しい課題にもチャレンジし、その先をみようとするようになるのです。

勿論、起こってしまったことへの対応を最優先に取り組むべきことは当然ですが、起こってしまったことばかりを悔やみ続けても、そしてその原因を作ってしまった部下やスタッフを責め続けても、元通りにはなりません。当然に理解できますが、それ以上に、次同じことを起こさないように、経験からしっかりと学ぶ必ことが必要です。

ついつい、マニュアルを作ったり、改正したり、研修で何とかしようとしがちですが、本当にマニュアルや研修だけで大丈夫ですか?

それよりも”お客さまにご迷惑をかけることになってしまった本当の原因”を目を逸らさらずに追求すること、その為には、部下やスタッフと一丸となって、考えることが必要なのです。これにより、全員を巻き込んで、コミュニケーションを取ることで、スタッフに”自分事”として考えるきっかけを与えて、コンプライアンス・リスクに対する意識を高めて、組織やチームに流れる空気感を変えるのです。

空気を変える、その先頭は、クラブの責任者が走るべきですが、たった一人で走ったところで、空気は一瞬しか変わりません。絶対必要なののは、全員巻き込むことこそが最も重要です。

では、本日も、一人でも多くのお客さまに喜んで頂きましょう~(^^)/

改正労働基準法について~36協定書様式は大幅変更~

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

働き方改革推進法については、以前から少しずつこのブログでもご紹介してきました。成立後、施行までの広報で各種リーフレットが厚生労働省から公開されたり、地域の監督署でもセミナーが開催されたり、36協定書の自主点検が行われたり…と実に様々な動きが見られます。

労働基準法の改正点を通達で確認していますと、36協定書の様式は、時間外の上限の原則である月45時間、年360時間以内の協定用の様式とこれを超えて特別条項を締結する用の様式ではかなり様式が異なります。特別条項を締結用は、様式が2枚!でワンセット。協定内容も、非常に複雑です。注目すべきは、原則の時間を超えて時間外労働が必要な理由を明確に定めなければいけませんし、時間も法定労働時間から何時間オーバーするのか?、所定労働時間から何時間オーバーとなるのか?(→ここの項目は任意)、健康確保措置はどんなものを採用するのか?等、変更点は現在のものと比較しても、本当に、多くあり、複雑です。

ここまでの変更に踏み切ったのは、やはり1番は『過労死対策』として、労働時間管理を徹底し、働く人を守るという強い思いを感じます。

昨年の過労死対策白書を見ていても、精神障害を発症後の自殺事案も、脳・心臓疾患の労災認定も、長時間労働が大きく影響しています。ここ数年、報道されること、話題となる事件から、企業も『過労死はあってはならないこと』と考えているのですが、どこかで、『うちは大丈夫』『うちでは起こらない』と”自分事”としてとらえきれていないことが多いことから、”自分事”としてとらえるように、きっちりと1年1回労使で協議しなさいということなんだなと私自身は理解しました。

決定した36協定書の様式は、また、こちらのHPでご紹介していく予定にしておりますので、今しばらくお待ちくださいませ。

これから先、各監督署やでも先日ご紹介した『働き方改革推進支援センター』でも沢山のセミナーが開催されるでしょうから、積極的に参加されることをお勧めします。

また、私自身も、スポーツクラブをはじめサービス業の方を対象に、時間管理や変形労働時間制の運用、管理監督者のあり方を含めて改正労働基準法についてセミナーも開催をする準備をしております。今しばらくお待ちくださいね。

それでは、本日はこのあたりで。では、本日も頑張りましょう~

500円という価格の凄さ

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

今朝は価格設定について考えてみたいと思います。昨日、仕事帰りの最寄り駅で撮った1枚がこちら。

思わず、『500円!安いっ!』と友人に共有してしまった(笑)1枚です。”安い”ってやっぱり魅力的なんだな~と、つくづく自分の行動に笑ってしまったのですが、まだ見ぬ見込み客だろう人に安い価格でサービスを提供するって。。。

どこかで、見たことありませんか?

どこかで、やってますよね?

スポーツクラブに限らず、ヘアサロンもネイルサロンもマッサージも゙…新規の顧客だけが安く設定されてることって、街を歩けば必ず、どかで見つけられます。確かに、当初の2~3カ月は安く、値ごろ感があって続けられるのですが、その後、通常月会費に戻ると初期3カ月分で払った額の倍以上の額を1カ月で支払わなければいけなくなったら????

皆さんなら続きますか?月会費に見合うサービスとは何でしょう?どんなものだと思われますか?

ここをきっちりと固めてからキャンペーンをしなければ、決してお客さまは定着しません。

転勤や入院なんかでやむを得ず退会される方はいらっしゃる訳ですから。。新規のお客さまは一定数、継続して入会頂かないといけません。だから、キャンペーンも必要です。

ですが、安すぎる会費で大勢の新しい人がクラブにやってくれば、それだけ混雑するし、施設や備品は必ず摩耗、故障もする頻度が上がります。そのリスクを負ってもキャンペーンをやるのであれば、それだけの準備をやっておかなければ、いけません。

通常価格が適正価格なのです。

実は、私には『価格設定』ついて、とっても苦い思い出しかないクラブがあります。そこは、当時だと珍しかった朝7:00~夜中2:00まで営業で、会費は圧倒的に安いクラブでした。その上、ペア割りにグループ割りまで設定させられた(あえて、させられたと書いておきます)のですが、確かに入会は爆発的に取れました。価格を改正した月は単月で400名以上の入会が来ました。ですが、それだけの人をさばききれる体力がクラブにはなく、3カ月もしないうちにほとんどの方が定着せず、退会。。。残ったのは、故障が多発するランニングマシンや器具や機器が残されたのみという状況を経験しています。

キャンペーン価格から通常価格に戻すときに、お客さまに『この価格を出すことが適正ね』って思わせるだけの”楽しさ”や”効果”のシナリオが描かれてますか?ということなのです。そして、そのシナリオ通りに演じられるスタッフの人数や品質が整っていますか?

ここが整えば、キャンペーンは成功します。

当センターでは、この”シナリオ”を書くお手伝いもしております。気軽にご相談くださいませね。

では、本日も1日頑張って参りましょう~(^^)/

 

登壇しました!

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。

本日は、先月、貨物運送に係る団体で働き方改革推進法のお話ししたのですが、その時の模様がその団体雑誌に掲載いただいたので、そのご紹介です。

 

貨物運送について時間外上限規制は、その他の一般事業と異なり、施行は5年後でその時間も年間720時間ではなく、単月や複数月での判断はされないのですが、現在の実績でみると、上限960時間でも、年間で200時間以上は減させないと改正法にはまらないような事業所さんが平均的なのです。

時間外労働上限規制は、自動車運転者・医師・建設業といった事業、業種の方は5年間適用猶予されますが、それ以外の事業については、来年、再来年には導入されます。スポーツクラブの場合、年間720時間の時間外をオーバーするようなところは稀だとは思いますが、このタイミング見直しておきたいのは、

①社内の”管理責任者”として時間外手当がついてないというような方が、本当に労働基準法でいう”管理責任者”にあたるかどうか?を検討しておく。

②ほぼどのクラブも時間管理を1カ月単位の変形労働時間制をとられているとのでは?と思いますが、その運用が本当に正しいのか?

①なんて、もし、管理責任者にあたらない…なんてことになったら、遡及して支払う事態になる。。こともありうりますし、②も運用が間違っていたら、未払残業が発生している可能性だってあり得ります。

そのあたりを、少なくとも、実際に運用が始まるまでに徹底して確認しておきましょう。

実際に、昨年、スポークラブの元店長が裁判で権限・裁量のない”名ばかり管理職”だったとして訴え出て、未払い残業代と付加金の支払いが命じられた判例もあります。

“うちは大丈夫”と構えるまのではなく、”うちは大丈夫??”と確認することが必要な事ではないでしょうか?①や②について、ご心配なことがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。

では、本日も1日、頑張って参りましょう~(^^)/