『任せる』ことの意味

おはようございます。スポーツクラブ定着コーチ・社会保険労務士の森川友惠です。


大きな災害が続いております。被災された皆様、本当にお疲れのことと存じます。心よりお見舞い申し上げます。インフラが復旧していない、避難されている状況であると、夜も眠れず、落ち着かない日々を過ごされていることだと思いますが、体調だけはくれぐれもご注意なさってくださいませ。


さて、本日は、『任せる』ことの意味について、考えてみたいと思います。

責任者やいわゆるマネージャーとなる人は、7~8割、現場バリバリ、現場大好きというプレイングマネージャーと言われる方が占めているのではないでしょうか?

プレイングマネージャーと呼ばれる方は、現場力に優れ、クラブで言うならば、指導や接客が抜群、手続きさせたら超がつくほど正確!会費請求させたら未収率をぐんぐん下げる…と言ったタイプ。だから、自分でやった方が正確だし、速いし、質も良いからとなかなか仕事を任せられない。任そうともしない。で、やっとの思いで仕事を任せたけど、自分の立場や寂しい思いに耐え切れず、つい、口を出すし手も出ちゃう。

まさしく、私も当初はこのタイプでした。全く経験がないところから、先輩やお客さまに教えて頂き、自分でも勉強しながら様々な指導や接客の力を身につけ、入社5年目でインストラクターを養成も担当するようになり、『指導や接客では負けない』と鼻息も粗く(笑)日々、仕事に取り組んでいました。

ですが、これでは、部下は育たないんですよね。はじめて、マネージャーという役職がついたときにこの事を思い知りました。一人でできることには限界があり、教えなければ思った品質で自分と同じようなサービスを提供できないことを。

当たり前なのですが、現場力があることとマネジメント力があることの違いを思い知りました。

『任せられない』から育たないし、部下から『やってみよう』『私の仕事』という思いを引き出せない。

もちろん、部下の性格や経験、そして実力を冷静に見極めなければ、『任せること』によって”つぶれてしまう”ことだってありますから、日ごろから、部下を観て聴いて知る努力は必要です。でも『任せた』ことで、部下は、その存在を承認され、間違いなく『やってみよう』という思いの種は生まれます。

私は、今も、行政機関での仕事を継続しています。ここで、ある方との出会いあがありました。現在は別の部署へ異動されてしまったのですが、2年間ずっと横で仕事をさせてもらっていたのですが、とにかく『任せ方』が上手な方でした。向き、不向きをちゃんと見極めて、『任せる』んです。その上、慣れない分野だとちゃんとフォローをしてくれる。私の方が随分年齢が上なのですが本当に、行政の仕事に不慣れな私も安心して仕事に取り組むことができました。(ご本人に言わせると、『自分にとってプラスになるコミュニケーションを取っているだけ』だとおっしゃるのですが(笑))

仕事に『安心』して取り組める。これって、あの『心理的安全性』にもつながることなんだな~と今更ながら思うのです。

部下が、失敗を恐れず提案する。行動する。報告する。

結局、責任者の仕事の『任せ方』がカギを握っているんです。ついつい抱え込んじゃう責任者、マネージャーの皆様。本日から最初の一歩踏み出してみませんか?

 

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morikawa55-tomoe

morikawa55-tomoe

代表社会保険労務士森川事務所
スポーツクラブ定着コーチ。社会保険労務士。 大阪生まれ。スポーツクラブを運営、経営する企業に、スタッフも会員も定着する施設を作るノウハウを伝える専門家。「スポーツクラブのための定着率向上委員会」をベースに、施設ごとに、ワークショップ型のコンサルティングを手掛けている。

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